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2018.01.06    カテゴリ:  魚類 

   ゼゼラ (国内外来種)

 
江津湖に国内外来種と思われるゼゼラがいました。


コイ科ゼゼラ属ゼゼラ。カマツカに近い種類です。
全長4~7cm。

湖沼や河川中・下流域の、流れの緩やかな砂泥底から砂底に生息します。
繁殖期は4~7月中旬。繁殖期になるとオスが抽水植物の根や沈水植物になわばりを持ち、植物の根元に寒天質に覆われた卵を産みつけ、オスが保護します。
食性は底質の表面に付着している藻類やデトリタスを中心とする雑食性です。


口は小さく乳頭突起や口ひげがない点や、吻が短く丸い点がカマツカと異なります。背面には鞍状斑が、体側部には暗色斑があり、成熟したオスは体色が黒色になり、胸びれ前縁に追星が現れます。

ゼゼラ171229-062江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(47mm) f7.1 1/180秒 ISO250




ゼゼラは日本固有種で、濃尾平野、琵琶湖・淀川水系、山陽地方、九州北部に不連続分布します。
琵琶湖産アユの種苗放流に混じって琵琶湖産ゼゼラが全国に拡散し、非生息地での定着や各地方集団との交雑が問題となっています。

最近の熊本市による調査でも江津湖で複数個体が確認されており、残念なことですが定着してしまっているようです。


ゼゼラ171229-071江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(52mm) f7.1 1/180秒 ISO250



2017/12月撮影 江津湖にて


参考:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社
・くらべてわかる淡水魚(文/斉藤憲治、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社






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