2018.01.16    カテゴリ:  魚類 

   ゴクラクハゼ

 
最近江津湖にゴクラクハゼがいるとの話は聞いていたところでしたが、間もなく見つかりました。結構大きいので存在感があります。


ゴクラクハゼ171229-132江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f6.3 1/180秒 ISO320

ゴクラクハゼ171229-157江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(27mm) f8 1/180秒 ISO400


ハゼ科ヨシノボリ属ゴクラクハゼ。ヨシノボリの仲間なんですね。最大で全長10cm程度。
茨城県、秋田県以南の本州、四国、九州と南西諸島に分布します。

両側回遊魚で河川の中流域から汽水域の砂礫底に生息し、湖沼やダム湖等で陸封化した個体群もあるそうです。

図鑑によると、形態的特徴は以下のとおりです。
・吻が長く、他のヨシノボリ属魚類よりも面長に見える。
・目の後方までうろこがある。
・体側中央に黒色斑が縦列し、ある程度成長した個体には青い小斑点が散在する。
・ほほ部にミミズ状斑がある。目から吻端に走る朱条がない(他のヨシノボリ類にはある)。
・胸びれは吸盤状であるが他のヨシノボリ類に比べ細長い。



繁殖期は夏から秋で、オスが砂に埋まった石の下を掘って巣を作り、メスを呼び込んで産卵させます。オスは卵を保護します。
ふ化仔魚は沿岸で育ち、稚魚は9~11月ごろ河口へ遡上します。
雑食性です。





翌日の江津湖で見た個体です。
胸びれで石を押さえ、流れに体を固定しているようでした。

ゴクラクハゼ171230-152江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(40mm) f7.1 1/180秒 ISO200




少し下流にもう一個体。

ゴクラクハゼ171230-211江津湖700
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f7.1 1/180秒 ISO400


どうやら、ゴクラクハゼは今の江津湖には少なからずいるようです。これまでは見たことがなく、「澄んだ湖をつくる」や「江津湖の自然」その他の資料にも登場しません。

有明海で育ち、六間堰や野田堰を越えて上ってきたのでしょうか?それとも移入なのでしょうか?
不明です。



2017/12月撮影 江津湖にて


参考:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社
・くらべてわかる淡水魚(文/斉藤憲治、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社
・川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から(鹿児島の自然を記録する会編).2002.南方新社
tiroさん

こんばんは〜。
寒い日が続きますね〜。さすがに川に行かずにコタツで丸くなってますが、もう少ししたら行きますよ〜。
研究者になる頭はなかったですが、川魚になぜか執着があるのですよ〜。きっと何かの病気だと思うのですが困ったものです(+_+)
寒いですね。

魚が胸ヒレを固定するなんてビックリ!^^;

こんな形態をご存じなんて、魚の研究者?

いつも貴方の投稿写真には驚いています。

私だけが見ているのは惜しい!






トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Copyright © 江津湖の水辺から All Rights Reserved.
Template basically designed by Sceneway,  Powered by FC2 Blog