2017.06.29    カテゴリ:  植物 

   ウチワゼニクサ?

 
 
上江津湖にブラジルチドメグサのような植物がありました。
しかし少し違和感があります。

ウチワゼニクサ170503-03

ウチワゼニクサ170503-04



環境省の平成28年度モニタリングサイト1000陸水域調査報告書によると、江津湖には「ウチワゼニクサ」という外来植物が定着している可能性が高いそうですが、それに似ています。
また、昨年度に江津湖でウチワゼニクサの駆除が熊本市によって実際に行われたことがあるようです。対応が早いですね。

この写真の植物がウチワゼニクサであれば、生態系被害防止外来種リストの総合対策外来種です。
ウチワゼニクサは北アメリカ南部原産で、湖沼やため池、河川、水路、水田、湿地などに生育する多年生の抽水~湿生植物。
流水中では沈水形を取ることもある。
葉柄の長さは10~40cm。葉はほぼ円形で径2~7cm。縁に浅い切れ込みがある。
アクアリウムプランツ(観賞用)として流通しており、各地で逸出している。
水中よりも湿地の方がよく生育し、茎の総伸長は5m/年を超える。

茎の断片からの再生力も大きいので、いったん野生化すると急速に分布を拡大する点も、ブラジルチドメグサによく似ています。


次から次へと外来種の定着が確認される江津湖。
水はきれいですが、ひどい状況です。



2017/5月撮影 江津湖にて

参考:
江津湖サイト(水生植物調査).平成28年度モニタリングサイト1000陸水域調査報告書.環境省自然環境局生物多様性センター.平成29年3月:40-49頁
ネイチャーガイド日本の水草.角野康郎.2014年9月.文一総合出版:301頁







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