2009.08.11    カテゴリ:  魚類 

   ナイルティラピアとオヤニラミ

8月8日。
下江津湖の水路で、ナイルティラピアの稚魚が捕れた。
アフリカ大陸西のナイル川水系、イスラエルのヤルコン川原産の外来魚。

ティラピアとオヤニラミ01-090808
2009/08/08撮影。全長4~6cm。

ティラピアとオヤニラミ02-090808
2009/08/08撮影。こちらは全長2cmくらい。

タイの代用として刺身が市場に出るらしいので、食べるとおいしいのだろう。
別名イズミダイ。温泉水などを利用して養殖が行われているところもある。

流れの緩やかな水域や止水域に生息し、汚濁にも強い。
雑食性で、水草、付着藻類、デトリタス、小動物などを食べる。
水温20℃以上になると、オスが砂泥底に円形の巣を作り、メスが産卵する。オスは卵や仔魚を口の中で保育する。

下江津湖から上江津湖の中之島公園周辺にかけて、全長が40cmを超える大物をみかける。上江津湖の湧水域でも大量のティラピアの稚魚が群をなしていることがあり、これを見ると在来魚への影響が非常に心配だ。
本当にかわいそうだが、捕れたティラピアは処分した。


以下はオヤニラミ。
ティラピアとオヤニラミ03-090809
ティラピアとオヤニラミ04-090809
2009/08/09撮影。
上江津湖でオヤニラミの稚魚を捕まえた。全長2cmくらい。
このサイズの稚魚を、久しぶりに捕まえた。もちろん、写真を撮ったあとは江津湖へ返した。

ナイルティラピアに似るが、オヤニラミは日本固有種。正確にいうと、自然分布の南限が菊池川あたりらしいので、江津湖には人の手で持ち込まれた魚。
とはいえ、生態系を撹乱するような魚ではなく、どちらかというと豊かな自然環境のバロメーター。

過去記事→オヤニラミ
過去記事→オヤニラミ(その2)

参考文献:決定版日本の外来生物 多紀保彦監修 財団法人自然環境研究センター編著 平凡社






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