2015.06.07    カテゴリ:  水辺の工法 

   水路の風景 (江津湖以外)

 
二枚貝類の多い熊本の水路。
いや、多かった水路。


工事区域外1505








県営事業で水路工事が行われた。
護岸は自然石らしい趣の間知石の布積み。

底版はコンクリートで塗り固められ、生きものの気配は感じない。

底張りあり1505








一部が申し訳程度に二面護岸。
コンクリート二面柵渠で底版は現況の砂礫を戻した感じ。
1mごとに柵渠フレームがあり、その間に砂礫。
工事後約2ヶ月目で、イシガイ類はいるにはいるが、とても少ない。

フレーム部1505









こちらは同じ水路の上流側。
コンクリ柵渠を使わず、間知石に基礎を除いて、流心の延長10mほどが底版なし。こんな工法もあるのだ。
こちらの方が柵渠よりもまだマシのようだった。ドブガイやイシガイがちらほら。

底張りなし1505








しかし工事前はこうだった。完全な土水路。
水深は流心から岸際まで緩やかに変化。
水路の水位変動に応じて、イシガイ、マツカサガイが移動しているようだった。信じられないくらいたくさんの二枚貝がいた。

工事前1406
工事前二枚貝1406



工事が終わると水深はほぼ一定。
二枚貝類が多少生き残れたとしても、そこに住む他の生物も風景も貧相。



2014年6月、2015年5月撮影 熊本県内の水路(江津湖以外)







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