2014.02.23    カテゴリ:  古い絵はがき 

   古い絵はがき(熊本名勝)江津湖

 
この絵はがきは通信面の特徴から、
明治40年(1910年)から大正6年(1917年)の間に発行されたものと思われます。



下江津湖の割と全体が見渡せる写真です。
正面に中ノ島、その背後には飯田山。

写真右手が下江津湖西岸の江津塘(えづども)になります。

(熊本名勝)江津湖_カラー400dpi



西岸は現在護岸され、その上は歩きやすい遊歩道になっています。

一方、清水正元氏の著書「阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる」には、
この護岸工事が昭和58年に行われ、マコモ、オギなどの植生帯が消失したこと、
タナゴ類の繁殖に欠かせない二枚貝がたくさん失われたことが書かれています。

現在の下江津湖091012-047



「阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる」には以下の記述もあります。

『江津湖には、汽水区魚のクルメサヨリ、スズキボラが海から十八キロも上がっていた。また、昭和十年ごろ、カライワシ、ハイレンという熱帯性汽水魚が江津湖に侵入して驚いた。前者はアジア大陸東部沿岸から、フィリピン、アフリカ東岸、後者は南太平洋、インド洋に分布する魚類であった。これらの標本は、出水小学校に保存した。』

この標本は、出水小に今もあるのでしょうか。


2009年10月12日撮影 下江津湖にて


参考:阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる 清水正元著 朝日新聞社






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