2014.02.09    カテゴリ:  江津湖とは 

   市民のオアシス江津湖 ~1985年ごろの記憶から(1)~

 
まったくの個人的な話になりますが、
私は進学のため熊本を離れるまで、熊本市国府に住んでいました。

家の前には、遠く白川の渡鹿堰から導水した河童堀があり、
東へ400mほども下ると江津湖上流の藻器堀川(しょうけぼりがわ)に流れ込みます。
家から江津湖までは歩いて10分足らずでした。







母は幼い私を江津湖へよく連れて行きました。

あさば100418 あさば090620




湧水がしみだす浅瀬で、サワガニカッツンエビドンカッチョ、それにヤツメウナギなどを捕まえて遊んだ記憶があります。

さわがに101112 どんかっちょ100418



春にはセリ摘み、夏にはホタル狩り、秋にはガマの穂採り、冬にはドンカッチョ釣りと、
まわりの大人たちは季節ごとに楽しんでいました。

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小学2年生の時、父が江津湖で釣りを教えました。
途中の前島釣具店で竹竿、糸、針、浮き、ガン玉、餌(サシ)などを揃え、
芭蕉園の前あたりで竿を出しました。

この時は、小さなビンタが次々とかかりました。
今思えば、釣れた魚は食いしん坊のアブラボテだったに違いにないと想像しますが、
確認するすべはありません。
釣りの面白さを知り、1本の竿をめぐって弟と喧嘩になりました。


しばらくすると、自分の釣り道具を持ち一人で釣りに行くようになりました。
子どもでも簡単に釣れるのはビンタで、難しいのは瀬を泳ぐハエでした。


江津湖へ行くと、必ず出会う釣りのオジサンが何人かいました。
オジサンたちは、朝早くから流れに撒き餌を打ち、練り餌をつけた棒を口にくわえ、
小型の棒浮きを流して次々とハエを釣り上げていました。


私はこうしたオジサンからも釣りを習いました。
釣り針へのエサのつけ方で釣果が大きく変わった時は、それを教えてくれたオジサンを尊敬しました。
なによりも、オジサンたちが毎日釣りばかりしているのがうらやましかったです。

はえつり090731 はえ090731





石垣のすき間では、ウナギを釣っているオジサンがいました。
投網を打つオジサンが来ると、見物の子供が集まってきました。
和舟からハエ釣りをするオジサンもいました。
今は少なくなった和舟は、当時岸辺の所々にもやってあり、その下はドンカッチョ釣りのとてもよいポイントでした。
冬にたき火を囲んで投げ釣りをするオジサンの足元には、なぜか雷魚が転がっていたりしました。

うなぎつり120408 わぶね110409



※文中に示した以下の魚などの名前は地方名で、カッコ内は標準的な名前です。
カッツンエビ(=ミナミヌマエビ)、ドンカッチョ(=ドンコ)、ヤツメウナギ(=スナヤツメ南方種)、ビンタ(=タナゴ類の総称)、ハエ(=オイカワ)、雷魚(=カムルチー)






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