2009.07.05    カテゴリ:  魚類 

   メダカとカダヤシ

メダカ4-090621

上江津湖の中之島公園の岸辺には、大型の抽水植物(ガマかな?)が結構あって、小魚やイトトンボ類が多い。

メダカ1-090621
メダカ2-090621

メダカがたくさんいた。

メダカ3卵-090621

腹に卵をつけたメスもいた。

全長4cm。
口は小さく、背びれは後方にある。オスの背びれ、しりびれはメスのものより大きい。

平野部の池沼、水路など流れのゆるやかな場所に生息する。護岸されていなくて、抽水植物が繁茂する環境には特に多い。都市部では、公園の池や学校ビオトープなどでよく放流されるが、河川や水路で自然に生息している環境は少ないと思う。
産卵期は4~8月と長く、雌雄一対でオスが背びれとしりびれを使って、メスを抱き込むように産卵、放精が行われる。受精卵はメスが腹部につけたまま運ばれ、水草などの適当なところに付けられる。

カダヤシ090621

こちらはメダカに似ているが、北アメリカ原産のカダヤシ。
オスは3cm、メスは5cm。

カダヤシは、過去にボウフラの駆除のために、日本各地で放流されたことがあった。
子供の頃は上江津湖にメダカはほとんどおらず、カダヤシばかりだったし、これをメダカと思いこんでいた。

カダヤシの生息環境はメダカと似ているが、より高温に強く、逆に低温に弱いという話もある。また、河川下流域の海水の影響を受ける水域でも生息できるという。
メスは卵ではなく、稚魚を産む卵胎生で、一度にたくさんの稚魚を産む。メダカは全くおらず、カダヤシが大量に生息している、という地域もある。

写真の場所では、メダカとカダヤシの両方が同じ場所に住んでいて、メダカの方が多かった。

2009/06/21撮影
参考文献:新装版 山渓フィールドブックス2 淡水魚 山と渓谷社






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