2013.03.03    カテゴリ:  保全活動 

   またしても

 

最近契約して締切が3月末なんて仕事も入り、
まだまだです。


写真は昨年のカマツカ君。在来種かな。

カマツカ120923-170
E-620 ZD14-54mmⅡ(44) f9 1/200秒 ISO640 2012/09/23撮影



そしてこのニュース。


以下、YOMIURI ONLINEから引用。





「江津湖に在来魚放流30年 生態系保護で出水南中」

 熊本市の親水公園、江津湖で2日、市立出水南中の生徒約200人が在来種の魚
の放流を行った。ブラックバスなど外来種が繁殖する中、かつての生態系を取り
戻す目的。今年で30年目になる息の長い取り組みとなっている。(緒方裕明)

 江津湖は市民の憩いの場で、子どもたちの自然学習教育にも活用されている。
「ニッポンバラタナゴ」など環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定さ
れた魚や植物も生息するが、近年、外来種の魚や植物が繁殖し生態系への影響が
懸念されている。

 同校では1983年、市と市漁協の協力を得て当時、壊滅状態にあったオイカ
ワとモエビの放流を開始。同時に清掃活動も行っている。

 この日、生徒たちは午前7時半頃から江津湖の周辺を清掃。約1時間かけて湖
畔に散らばったペットボトルや空き缶などを集めた。その後、漁協が用意したオ
イカワ約4万5000匹、モエビ約33万匹を湖に放った。

 2年生の〇〇さん(14)は「自分の学校で自然を守る活動が
30年も続いているのはすごい。私たちも伝統を守り、これからも江津湖をきれ
いにしていかなければいけないと思った」と話していた。

(2013年3月3日 読売新聞) 


以上、引用おわり



まず、出水南中のみなさん、
清掃ご苦労様でした。


そしてオイカワ4万5000匹、モエビ33万匹がどこから持ってこられたかわかりませんが、
また県外産でしょう。

この大量の魚の中に、
特定外来生物要注意外来生物などの
とんでもない魚が混じっていないでしょうか。



ちなみに、江津湖の純系のニッポンバラタナゴは
もう絶滅したも同然と考えられます。


緑川水系で2006年に採集されたバラタナゴをDNA分析した結果、
タイリクバラタナゴの遺伝子を持った個体が複数いたという研究があります。

これはタイリクバラタナゴの人為的な放流が原因とされています。



なので、他所産の魚の放流=生態系保護とはならず、
むしろ反対でしょう。



写真は昨年のオイカワ君。これは国内外来種?

oikawa2012-08-26.jpg
E-620 ZD50mm Macro f10 1/200秒 ISO800 2012/08/26撮影


江津湖にて撮影


参考:
YOMIURI ONLINE 「江津湖に在来魚放流30年 生態系保護で出水南中」
三宅琢也,中島淳,鬼倉徳雄,古丸明,河村功一.ミトコンドリアDNAと形態から見た九州地方におけるニッポンバラタナゴの分布の現状.日本水産学会誌 2008;51:1060-1067.

どじょうさん、こんにちは。

森の都熊本市にも、
環境や生態系保全などを司る機関があるのですがね。
変えられない慣習となっているのでしょうか。

人の命や財産を守る工事も大切であると承知しています。
その上で、知恵とお金を絞って頑張ってほしいです。
本当に江津湖の為になるか。を考えて欲しいですね…
いま自分家の近くの川で工事があっていますが、
魚の住む場所を壊してしまうのではないかと不安でたまりません。
本当に良いことをしたのか、見極めて欲しいところですね。






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