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かくびんた

Author:かくびんた
70年代熊本市生まれ。
出水小卒。今は福岡。
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2013.02.01    カテゴリ:  水辺の工法 

   水中のすみか②

記事は昨年秋に下書きしていたものです。






魚巣ブロックは加勢川上流の左岸にも用いられています。

ただし右岸とは異なり、左岸の魚巣ブロックは口が大きく開き、
遊泳魚も利用しやすそうなタイプです。


魚巣ブロックの位置が浅いからでしょうか、
ここでは魚巣ブロックの内部よりも、
川底に設置された木工沈床の周辺に魚が多いようです。

gyosou120923-326.jpg
2012/09/23撮影 加勢川左岸ブロック下の木工沈床





石積護岸が壊れてできた穴の中や、
抜け落ちた石が転がっている周囲でも魚をよく見かけます。

isigaki120923-220.jpg
2012/09/23撮影 石組みが壊れてできた穴



touyosinobori120505.jpg
2012/05/05撮影 石組みの隙間にひそむトウヨシノボリ(石かっちょ)たち


石や木の杭の周囲に魚が多く見られるのは、
コンクリートと比べると表面に付着する餌生物が多いことも一つの理由と考えられます。

外敵から逃れるための隠れ家にもなります。


oikawa120728.jpg
2012/07/28撮影 石についた餌を食べるオイカワ

100707oyanirami.jpg
2010/07/07撮影 杭柵工内にひそむオヤニラミのペア


tenagaebi090503.jpg
2009/05/03撮影 杭柵工の木材の下にひそむテナガエビ




ある研究によると、付着藻類などの量は、
天然素材(花崗岩、針葉樹、広葉樹)が人工素材(コンクリート等)の約5倍であったそうです。



江津湖で木工沈床杭柵工の工事が行われたのは、
1990年代後半だったと思います。


それ以来、いい感じでで生きものが集まり威力を発揮していると思いますが、
どうでしょうか。



江津湖にて



参考文献:
多自然型の河川を目指した河床素材の検討 酒見ゆき他(土木学会東北支部技術研究発表会 平成13年度)








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