2012.10.13    カテゴリ:  魚類 

   杭柵工のタカハヤ

杭柵工は多自然工法の一つで、江津湖でも用いられています。
コンクリートではなく、木材や岩を使って護岸する工法です。


最近は湧水の減少により江津湖の水位が下がり、
せっかくの杭柵工が水面上に露出していることが多かったです。

しかし、今年は野田堰の試験運用で江津湖の水位はこれまでにないほど上昇し、
杭柵工は魚の素晴らしい生息場になっています。

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1990年代後半に工事が行われた杭柵工で、タカハヤ(地方名 アブラメ)が群れています。
タカハヤは冷水性の魚で、通常は河川の上流部にいます。
江津湖は湧水があるため、タカハヤも多いのです。

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岩の表面の付着藻類や小動物などの餌を食べているようです。
木や岩などの自然素材は、人工的な素材と比べると付着藻類などがつきやすいとの研究報告があります。

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2012/10月撮影  江津湖にて


参考文献:
多自然型の河川を目指した河床素材の検討 酒見ゆき他(土木学会東北支部技術研究発表会 平成13年度)







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