2012.08.12    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   川まつり

上江津湖の江津塘を歩く。

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ここには毎年7月頃
川まつりの飾りつけがある。

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川まつりについては、
俳人中村汀女さんが「水郷画図の歴史」にこう書いている。
以下引用。


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川まつりと宮籠りも子供の頃の想い出の行事でしたね。

産土(うぶすな)の神に、夕方からお弁当を持って行って、男の子女の子別々に籠って、まあ遊んだんでしょうね。かしら(頭)は十五歳まで、そのかしらが熊本へ行ってアメ玉を買ってくるのよ。それを分けてくれるんだけど、かしらは少し余計とるのよ。それが宮籠り。

川まつりは、ね。皆の家から二合半マス一杯の米を持ち寄って、ある家でごはんを炊き、具めし、混ぜめしを作ってね。先輩に連れられて舟に乗るの。お茶も持って行ったかな。ウリを買ってきて、竹を切ってそのウリを下げて川の中に立てるの。お神酒は川の中に注いだかな。
ようと食べた。三杯ずつ、皆で食べるとおいしかったな。これが川開きで、川を大事にしたわけよね。

よく泳ぎましたよ。海水着なんかないから裸でね。水に入る時、こう(両手で)水をはねて「カッパさんカッパさん」と言って入って、ね。あがる時は「カッパさんカッパさんあがり水ですばい」と言ってね。
一種の儀礼だったのでしょうね。


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2012/07/28撮影 江津湖にて

引用:
水郷画図の歴史(1985年 画図町史刊行会)p.272






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