2012.07.24    カテゴリ:  魚類 

   カジカ

かつて江津湖には、”カジカ”という魚がいた。
現在の江津湖では絶滅したとされている。


カジカは浮き石や礫が多い瀬を住みかとする。

また、大卵型(河川陸封型)、中卵型(両側回遊型)、小卵型(=ウツセミカジカ・両側回遊型)の3種に区別される。
熊本県下各地で減少傾向著しく、
大卵型と小卵型は県のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類となっている。


大卵型の南限は菊池川水系、小卵型の南限は氷川ということだが、
江津湖に生息していたカジカはどれであっただろうか。



福岡市近郊の河川で小卵陸封型と思われるカジカを見た。

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オリンパスE-620 ZD14-54Ⅱ f10 1/100秒 ISO500




浮き石を剥ぎながら網へ追い込む。
ドンコのように直ぐには捕まらず、
網のすき間をうまくくぐり抜ける。

水中での顔つきは人面魚のようだが、
捕らえてじっくりみるときれいな緑色の瞳を持っていた。


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ペンタックス OptioW60 


清澄な水に暮らす魚らしい。

昭和40年代のように、生活排水が流れ込み
汚濁が進んだ江津湖では、絶滅しても当然だろう。

生活排水による水質汚濁が改善された現在の江津湖に、
カジカが戻る日は来るのだろうか。


2012/07/21-22撮影 福岡市近郊A河川にて 



参考文献:
新装版 山渓フィールドブックス2 淡水魚 山と渓谷社
改訂・熊本県の保護上重要な野生動植物-レッドデータブックくまもと2009- 2009年9月 熊本県
阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる 清水正元著 朝日新聞社


撮影メモ:
底生魚は自分の体を沈め魚を真横から撮る




かくびんたさん
お返事ありがとうございました。
これからも更新を楽しみにしております!
しんやさん


ご訪問ありがとうございます。

私より数年上の出水小の先輩ということで、
一時は同じ釜の飯(給食)を喰った仲(失礼)ですね。 タイピーエンとか。


ところで魚についてですが、
実は江津湖に普通にいる種を除くと、あまり知っておりません。
アユカケも図鑑でしか見たことがありません。

カジカは数回見たことがあります。
ドンコを見慣れた目には、カジカは明らかに違和感を感じます。
ドンコより頭が丸っこく、胸びれが少し大きめです。


分かりにくい説明で、お役に立てずに申し訳ありませんが、
またご訪問いただけますと幸いです。
私は昭和45年生まれの出水小学校OBです。(笑)
去年くらいから貴殿のこのHPを見つけて嬉しく思ってるところ1人です。
写真の美しさや造詣の深さには感服致す次第です、、、、、。毎回、貴殿の更新を実は楽しみにしているのです。
ところで、カジカとドンコ(どんかっちょ)、さらにはアユカケの相違点というか判別できるポイントをご教授願えませんでしょうか? よろしくお願いします。
はるきくさん。はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。

江津湖で子供さんたちが楽しめて良かったですね。
この季節、暑さを忘れますよね。

子供は同じ場所に何度も連れて行くと、
遊び方が毎回グレードアップする気がします。

最初はおそるおそる、次はカニを捕まえて、
その次は友達を作り、最近は我が物顔で。

小さなお子さんには、下江津の広木公園も良いですよ。
よろしかったら、又コメント下さい。
はじめまして。
久しぶりに熊本に帰ってきて、子供に水遊びをさせようと調べていて
ここにたどり着きました。

今日、江津湖で5才の娘と0才の息子(息子はちょっと足をつからせただけでしたが)
を水遊びさせてきました。
小さな海老と小さな魚を網ですくうことができましたが、
子供たちは大喜びでした。

私が小さかったときに比べ、水位が下がり、汚くなったと思っていましたが、
意外に水質が改善されている気がしてうれしかったです。
雨が多かったせいか、水も多かったです。

また寄らせてください。
懐かしかったです。






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