2012.03.29    カテゴリ:  保全活動 

   ブラジルチドメグサ 定着から1年

江津湖で、ブラジルチドメグサを初めて目撃したのは、
2011年4月9日だった。

その後、地元ボランティアの方や行政などが連携して、
駆除が何度か行われた。


夏が終わり、冬を越え、1年が過ぎた。

今年の3月25日に見たところ、江藤ボートハウスよりやや上流の大曲には、
残念ながらブラジルチドメグサがまだ残っている。

ブラジル3-120325
▲ 2012/03/25 大曲

水中から水際、陸上部まで広がっている。
除去されても、回復する速度が速いようだ。




胴長をはき、根元から刈り取ってコンテナに入れる。
コンテナが満杯になると、高い土手の上に持ち上げて乾いた所に広げる。

1時間もしないうちにくたびれた。
刈り取ったのは2割ほどで、根は地中に残っている。
効果がないどころか、逆効果かもしれない。


本来は、ネットなどで拡散防止をした上で、表層の土ごと除去し、刈った草は焼却がよいとされる。
また、筑後地方で行われた研究では、夏の暑さで勢いが弱まった秋頃に一斉に除去し、他の植物が枯れ常緑のブラジルチドメグサが目立つ冬に、残りを除去すると効果が高いとされる。

一度の除去で根絶できることはないので、
何度も点検して、根こそぎ取る必要があるようだ。


もう合鴨君にでも頼むしかないのだろうか。



<これまでブラジルチドメグサを目撃した位置>
(平成23年4月9日~24年3月25日)

  ・上江津湖大曲
  ・中の島二号橋下
  ・江藤ボートハウス屋形船乗り場
  ・神水本町駐車場付近
  ・画図橋より50m下流右岸
  ・広木地区公園

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▲ 2011/07/03 大曲

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▲ 2011/08/26 大曲

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▲ 2011/12/31 神水本町 ブラジルチドメグサボタンウキクサ

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▲ 2012/03/25 江藤ボートハウス屋形船乗り場




江津湖にて

参考文献:
ブラジルチドメグサ除去方法(案)(2008年7月、九州地方整備局 筑後川河川事務所)
福岡県における外来水生植物の生育状況と管理対策に関する研究(H18-20、福岡県保健環境研究所、他)






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