2012.03.23    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   俳人 中村汀女

 かつて画図村の村長斉藤家の一人娘として生まれ、上江津湖畔で育った俳人中村汀女(1900-1988年)は、「汀女句集」の自序にこう書き残している。

「今は熊本市内だけれど、江津湖はやはり私にはもとの江津村がふさはしい。
湖畔の人たちは東遙かに阿蘇の山々を仰ぎつつ、田植、麦刈にいそしみ、その間に藻刈船を浮べ、夏に入る日は川祭の御神酒を湖に捧げる。私も朝夕湖を見て育った。走る魚の影も、水底の石の色も皆そらんじている。父母尚在す江津湖畔に私の句想はいつも馳せてゆく。」

絵はがき11-水郷水前寺の下流・江津湖の景


引用:
水郷画図の歴史(画図町町史刊行会 1985年)






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