2011.11.02    カテゴリ:  植物 

   10月のヒラモ

10月16日の江津湖。


ヒラモ(トチカガミ科)の雌花の花柄が、
らせん状に伸びていた。

ヒラモ111016-1

ヒラモは池や小川に生える沈水性の多年草。

江津湖とその周辺部で見られるが、
主要な生育地であった上江津湖上部域では浚渫と河川改修により激減。
踏み付けや公園清掃時に刈りとられることも減少の原因のようだ。

江津湖がタイプ産地。

ヒラモ111016-2


夏の終わり頃、花柄を水深に応じて水面まで伸ばし、
受粉するとらせん状に縮む。

ヒラモ111016-3


ヒラモの雌花。

ヒラモ111016-4


葉の先端部には鋸歯が目立つ。

ヒラモ111016-5



ちなみに佐賀へ行くと、
水路にはセキショウモがたくさんある。
以下の写真は全てセキショウモ。

佐賀セキショウモ110921-13

セキショウモも線形の葉を持ち、その幅は4-10mm。
基本的にはヒラモと同じつくりで、
ヒラモの方が葉がやや幅広で葉脈も多い。

佐賀セキショウモ110921-24

セキショウモも葉の先端部に鋸歯が目立つ。
ヒラモと並べると、私は見分けがつかない。

佐賀セキショウモ110921-39

ヒラモ:2011/10/16撮影 江津湖にて
セキショウモ:2011/09/21撮影 佐賀市内の水路にて


参考文献等:
川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から 鹿児島の自然を記録する会編 南方新社
改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 レッドデータブック植物Ⅰ(環境庁 2000年)
改訂・熊本県の保護上重要な野生動植物-レッドデータブックくまもと2009- 2009年9月 熊本県)
レッドデータブックさが2010 植物編(平成23年3月 佐賀県希少野生動植物調査検討会植物分科会編集)
wikipedia

以下にヒラモの花柄を追加。

ヒラモ花柄1-111108
ヒラモ花柄2-111108


2011/11/08撮影 江津湖にて






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