2011.05.08    カテゴリ:  江津湖以外 

   ムギツク

ムギツクは、
地元熊本ではコモソバエと呼ぶ。
体長10~15cm。

ムギツク1-100503


湧水地や、比較的水がきれいな水域の、
岩のあるところでよくみかける。

体側に太くて黒い縦帯を持ち、
頭頂部は縦扁し、口には一対のひげがある。
他の魚とは間違えようのない特徴的な姿をしている。

ムギツク3-100503
ムギツク2-100503

産卵期は5~6月。


岩や石に付着する虫を食べる。
このため、小学生時代(1980年代)に、湧水地に潜り岩の周囲を回ると、
岩の表面をついばむ姿をよく目にした。


同じ頃、ばくだん釣り(だんごエサによる投げ釣り)でかかることがあった。
初めてムギツクを目にした時、
少し扁平でとんがった口元や、黄色がかった体色をみて、
古代魚的な印象を持ち、気味が悪かった。
今では、どちらかというと好きな魚になった。


また最近の研究によると、
ムギツクはオヤニラミやドンコに託卵することが分かっている。
このせいか、ムギツクとドンコは同じ場所で採れることがある。

ムギツク4-100503


江津湖では昨年、ムギツクを釣りでかけたのだが、
手元が狂って落としてしまい、逃げられた。
私にとって江津湖のムギツクは「WANTED」で、
ここにアップする写真も他の河川のもの。

2010/05/03撮影 江津湖ではない他の河川にて


参考文献:
くまもとの自然シリーズ1 江津湖の自然 監修 熊本大学名誉教授 吉倉眞/発行 熊本生物研究所
新装版 山渓フィールドブックス2 淡水魚 山と渓谷社







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