2011.05.08    カテゴリ:  甲殻類 

   スジエビ

江津湖でわりと水通しのよい場所の、
石垣の間や岸際の植物の下を探すと、
スジエビをよくみかける。


スジエビはテナガエビ科の一種で、
体長5cmほどと小型。

スジエビ1-100417
2010/04/17撮影
スジエビ2-100417
2010/04/17撮影

日本に広く分布し、
河川に限らず湖、池、沼などの主に淡水域に生息する。

テナガエビのように長い腕(第2胸脚)は持っていない。
体色は透明で、生きているときには腹部中央に1本の明瞭な横縞がある。

頭の額角(目の上から突き出た部分)の上縁には、3~8個の歯があり、
下縁には2個の歯がある。

スジエビ5-110423
2011/04/23撮影


繁殖期は3~10月で、盛期は6~7月。
日本の淡水産コエビ類の中で最も大きな卵を産む。


夜行性のため、夜に灯りで江津湖の水辺を照らすと、
目を光らせたスジエビが結構いる。
人が近づくと一応逃げるが、
そのうち相手の方から寄ってきて、足の上に乗ってくることがある。

スジエビ3-110423
2011/04/23撮影
スジエビ4-110423
2011/04/23撮影


食性は雑食で、動物の死骸や水草などを食べる、いわゆるお掃除やさん。


つり具屋さんでは最近、このスジエビを「モエビ」として
エサ用に売っているようだ。

参考文献:
かごしま自然ガイド 淡水産のエビとカニ 鈴木廣志・佐藤正典著 西日本新聞社
川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から 鹿児島の自然を記録する会編 南方新社








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