2011.05.03    カテゴリ:  両生類・爬虫類 

   アカミミガメ(基亜種キバラガメ)

早朝の江津湖。

子供と浅い水路を散歩していた時、
草むらに頭を突っ込んでいるカメを見つけた。

アカミミガメ1-110430


ミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)の基亜種キバラガメという
アメリカ南部原産の外来種。

アカミミガメ2-110430


このカメには逃げ場がなさそうなので
子供に捕まえさせた。


名前は、耳の辺りにある赤い斑紋に由来する。
頭部側面が赤いので、亜種ミシシッピアカカミミガメとの交雑個体である可能性がある。

主に河川の中下流域に生息し、汽水域にもいる。
よく石や倒木の上などで並んで甲羅干しをしている。
のんびりしてそうだが、人が近づくと素早く逃げる。

アカミミガメ3-110430
アカミミガメ4-110430
アカミミガメ5-110430
アカミミガメ6-110430


雑食性で魚類、両生類、甲殻類、貝類、水草などなんでも食べる。

元々は、ペットとして売られていたものが
野生化したもの。


繁殖力が強く北海道を除く全国で野外に広く定着しており、
在来のカメ類や水生植物、魚類、両生類、甲殻類等に大きな影響を及ぼしていると想定される。


アカミミガメ7-110430

基亜種キバラガメ、亜種ミシシッピアカミミガメを含むアカミミガメは、国の外来生物法では「要注意外来生物」とされている。

亜種ミシシッピアカミミガメは、熊本県では条例に基づいた調査で、「要警戒外来生物A」とランクされ、
佐賀県も条例で再放流を禁止している。

これほど指名手配されているアカミミガメの仲間だが、
いるところにはずらっといる。

それは例え捕まえても、殺すのは大変だから。


2011/04/30撮影 江津湖にて


参考文献:
外来生物法
熊本県野生動植物の多様性の保全に関する条例
佐賀県環境の保全と創造に関する条例
熊本県における外来生物の現状~特定外来生物と要警戒外来生物~(2008年3月 熊本県)



(2014/11/30修正)
当初はミシシッピアカミミガメとしていましたが、
キバラガメであるという貴重な助言をただき修正しました。
ねこくまさん

ご指摘ありがとうございます。
大変ありがたいです。交雑個体もいるみたいなので、ブログでは「アカミミガメ」とした方が良いでしょうか。

ギバラ、ミシシッピの特徴をもう一度おさらいし、修正します。

生きものの同定はなかなか難しいですね。
それだけに、きちんと同定できる技術はすごいと思っています。

また何かあれば教えてください!
ミシシッピアカミミガメがキバラガメに訂正されましたが、当初の記述でまったく問題ありませんでした。
キバラガメの頭部には赤色斑はありませんが、2枚目の画像の個体には赤色斑が見えています。またキバラガメは腹甲が一様な黄色ですが、記事の腹甲の画像には暗色斑があります。これらはミシシッピアカミミガメの特徴です。
カメについてご指摘ありがとうございました。

この辺りは勉強不足ですので、少し調べて修正したいと思います。
助かりました、ありがとうございます。
またお気づきがあればぜひ教えてください。
はじめまして
画像はキバラガメですよ
こんばんは。
カメの写真を撮っていると浦島太郎が頭に浮かび、アカミミといえども早く逃がしたくなります。20年前はそんなにアカミミがいたんですね。自分が子供時に飼っていたカメが何なのかは知る由もありません。それよりも、クサガメは中国産があるのですかー!?これは知りませんでした。
江津湖に限らず日本イシはあまりみませんが、いろんなポイントを知り尽くしたまっちさんなら採れそうです。奥さんのために是非ゲットしてください!ほんとに○九州は素晴らしいです。
私も一週間ほど前に,江藤ボートハウスのちょっと上流の岩の上で,数匹のミシシッピ君達が甲羅干しをしている様子を車から見ました。20年ほど前は,ミシシッピが異常に多くて,特に,夏場の水草の繁殖が酷い時はミシシッピ君達があたり一面に生息していた様子を記憶しているのですが,最近はそれほどまで見なくなりました。クサガメもどうも中国からの移入ぽいので,イシガメを何とか探してみたいと思っております。






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