2010.07.21    カテゴリ:  昆虫類 

   オニヤンマ

7月18日。
この日,オニヤンマを二匹,捕まえた。

一匹目は,ぞうさんプールに面する路面上を直線飛行中に,子供の虫取り網でキャッチした。


オニヤンマは体長が10cmにもなる日本最大のトンボで,黒字に黄色の縞模様を持つ。
平地の溝川・湿地から山間の渓流域まで広く生息するが,どちらかというと山地・森林性の種といわれる。

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複眼は光沢のあるきれいな緑色で,両眼が一点で接するのが特徴。

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オニヤンマには,子供らも興味津々。

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二匹目は,芭蕉園付近で捕まえた。
大きなエノキの木陰にある浅瀬で,産卵しながら向こうから近づいてきたので,素手であっさりと捕まった。

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成虫は,6月から10月頃まで見られる。夏季には藪沿いの路上を繰り返しパトロールし,成熟したオスは川添いを往復パトロールしてメスを待つ。結構空高く(といっても10mくらい)飛翔しているのを見かける。

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メスは腹の先端を超える長い生殖弁を持ち,少しホバリングした後,砂泥底に生殖弁を突き立てて,リズミカルにストンストンと産卵する。
下の写真では,残念ながら生殖弁が写っていないようだ。

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大型種に似合わず,幼虫は浅くて細い流れの底に潜って生活し,5年後にやっと羽化する。幼虫が5年生きてきたことは,その水辺がよい環境を5年間保っていた,という証明になるらしい。

羽化は,「倒垂型」という姿勢で行う。

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羽を傷めないように,そっと持つのだ。


2010/07/18撮影 上江津湖にて


参考文献:
トンボのすべて改訂版 井上清・谷幸三共著 トンボ出版
川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から 鹿児島の自然を記録する会編 南方新社
おお,まっちさん,こんばんは!

見られたヤンマと同個体かも知れませんね。捕ろうとすると,飛び回ってなかなか届かないものですが,偶然に捕れることがあります。

蚊は,まあ,ぼちぼち,子供らはかゆがってましたけど(汗)。公園と森の間はもっとすごいですね。

某 8月号を見て,釜揚げシ●スを買い込み,江津湖でかの魚を狙ってみましたが,まったく見向きもされませんでしたが,来春か,もしくは今秋再チャレンジしてみます。
どうも~。やっぱり中九州にもいるんですね!私も2カ月くらい前にビハインドなライブラリーなところで,道路上にいるヤンマを目撃したのですが,コオニヤンマと思っていました。しかし,ヤンマ系を目撃するのはあの付近だけなので,生息域は狭いのかもしれません。

ちなみに,子供たちが写っているところは蚊が多くなかったですか?






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