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2019.02.17    カテゴリ:  江津湖以外 

   イトモロコ


湧水が流れる水路。
水草が茂って流れが緩やかなところに、イトモロコが群れていました。普通種です。

イトモロコ190112-082(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(37mm) f5.6 1/180秒 ISO200




イトモロコの特徴の一つは口元の長いひげです。このひげをきれいに写したいのに写ってない。。


イトモロコ190112-061(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(49mm) f5 1/180秒 ISO160


2019/1月撮影 熊本県菊池川水系にて

2019.02.09    カテゴリ:  植物 

   植物標本 センニンモ、オオイシソウなど



熊本県博物館ネットワークセンターで開催中の企画展「熊本の水辺の植物」で、江津湖産センニンモの標本を見ることができました。
1987年に採集されたセンニンモで、「1990年後見られなくなった」とあります。実物だけに迫力がありました。

江津湖標本190208_センニンモ_ネットワークセンター





ずっと江津湖で探しているオオイシソウの標本もありました。
オキチモズク、アオカワモズク、チャイロカワモズクらしい紅藻類は現在の江津湖でも見かけるんですが。。

江津湖標本190208_オオイシソウ_ネットワークセンター


企画展は熊本県博物館ネットワークセンターで、3月17日まで。



下の写真は、江津湖の川底に沈んだ波板に着いた紅藻類。
自然石や木材ばかりではなく、こうした素材に着くこともあるようです。

カワモズク類190101-095江津湖(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(32mm) f5 1/160秒 ISO200



2019/1月・2月撮影 江津湖・熊本県博物館ネットワークセンター企画展「くまもとの水辺の植物」にて

2019.02.08    カテゴリ:  昆虫類 

   コオニヤンマ(幼虫)


正月に江津湖にいたコオニヤンマのヤゴ(幼虫)。
倒木の下にいました。

これも保護色?

コオニヤンマ190101-009江津湖
E-620 ZD14-54mmⅡ(45mm) f5 1/180秒 ISO160


2019/1月撮影 江津湖にて

2019.02.05    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   五月

 
沖のうつくしか潮で炊いた米の飯の、どげんうまかもんか、あねさんあんた食うたことのあるかな。そりゃ、うもうござすばい、ほんのり色のついて。かすかな潮の風味のして。


舟の上はほんによかった。
イカ奴は素っ気のうて、揚げるとすぐにぷうぷう墨ふきかけよるばってん、あのタコは、タコ奴はほんにもぞかとばい。
壺ば揚ぐるでしょうが。足ばちゃんと壺の底に踏んばって上目使うて、いつまでも出てこん。こら、おまや舟にあがったら出ておるもんじゃ、早う出てけえ。出てこんかい、ちゅうてもなかなか出てこん。壺の底をかんかん叩いても駄々こねて。仕方なしに手網の柄で尻をかかえてやると、出たが最後、その逃げ足の早さ早さ。ようも八本足のもつれもせずに良う交して、つうつう走りよる。こっちも舟がひっくり返るくらいに追っかけて、やっと籠におさめてまた舟をやりおる。また籠を出てきよって籠の屋根にかしこまって座っとる。こら、おまやもううち家(げ)の舟にあがってからはうち家の者じゃけん、ちゃあんと入っとれちゅうと、よそむくような目つきして、すねてあまえるとじゃけん。
わが食う魚(いお)にも海のものには煩悩のわく。あのころはほんによかった。


あねさん、魚は天のくれらすもんでござす。天のくれらすもんを、ただで、わが要ると思うしことって、その日を暮らす。これより上の栄華のどこにゆけばあろうかい。



引用:苦海浄土 わが水俣病.石牟礼道子.講談社文庫

2019.02.03    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   仙助老人とぶえんのいお


爺やん、あんた、百までも生きるような体しとって、腰ちんば引いて。石もなかところで、ぱたっとこけたりするとは、そらきっと水俣病じゃ。あんた目えにはまだ来んかな、目えはまだどげんもなかかな、こう爺やん。

なんばいうか。水俣病のなんの。そげんした病気は先祖代々きいたこともなか。
俺が体は、今どきの軍隊のごつ、ゴミもクズもと兵隊にとるときとちごうた頃に、えらばれていくさに行って、善行功賞もろうてきた体ぞ。医者どんのなんの見苦しゅうしてかからるるか。

そるばってん爺やん、ほらほら、せっかくの焼酎がいっこぼれてしもうて、地が呑んでしもうたが。こげんところつっこけて。目えもどげんかあっとじゃなかろうか。



この病にさえかからんば、あん爺さまは、きっと百まで生きらす爺さまじゃったよ。

そげんいやあ、あんわれ(あの人)も、ぶえん(無塩のとりたての魚のさしみ)の好きな人じゃったでのう。




引用:苦海浄土 わが水俣病.石牟礼道子.講談社文庫

2019.02.02    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   仙助老人


今どきの軍隊のごつ、ゴミもクズもと兵隊にとっておらんじゃったころに、えらび出されていくさにとられた飛びきりの体ぞ。兵隊ちゅうても兵隊がちがうわい。風呂のなんの入らるるかい。ふやくる!


海ばたにおるもんが、漁師が、おかしゅうしてめしのなんの食わるるか。わが獲ったぞんぶん(思うぞんぶん)の魚で一日三合の焼酎を毎日のむ。人間栄華はいろいろあるが、漁師の栄華は、こるがほかにはあるめえが



引用:苦海浄土 わが水俣病.石牟礼道子.講談社文庫


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