2012.12.31    カテゴリ:  風景 

   大晦日と新年

 

12月31日の早朝。


朝から冷え込み、
江津湖の水溜りは薄氷が張っていました。


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下江津湖の中之島に靄(もや)がかかります。

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サギたちが小島に舞い降ります。

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個人的には、
新年は厳しい年になりそうです。



しかしそれはそれとして、
また江津湖に来たいと思います。

コメントなどいただけますと
うれしいです。



2012/12/31撮影 下江津湖にて

2012.12.31    カテゴリ:  江津湖以外 

   2012年釣り納め

せっかく熊本に来たので、
子供らや甥っ子たちと午後から釣りに行きました。

江津湖から少し離れた別の川です。
 
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1時間半ほどの釣果は、
セイジャンババ10匹、ウキゴリ4匹でした。

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最後は寒かったですが、
楽しい釣りでした。


2012/12/31撮影 江津湖から離れた川にて

2012.12.25    カテゴリ:  風景 

   暮の風物詩

 
12月23日の江津湖。



この日もとある方が
ヨシの掘り取りをされていました。

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夏も冬も、何年もされています。










さて、
出水にある芭蕉園をくぐり抜け

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湧水の流れ出る先にあるものは


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ひご野菜の一つ、
水前寺もやし』を栽培する畑です。

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この時季にだけ芭蕉園が開墾され、
もやし栽培が行われます。




大豆の苗には、
日光をさえぎる藁(わら)が被せてあります。

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水前寺もやしは正月の縁起物として、
年末には市内のスーパーに並びます。



収穫は例年27日前後のようです。




2012/12/23撮影 江津湖にて





参考:
くまもとウォーターライフウェブサイト『熊本の伝統・特産野菜「ひご野菜」』

2012.12.23    カテゴリ:  鳥類 

   クロツラヘラサギ


熊本の父から所用で呼び出されました。
夜の間に用を終わらせ
翌日江津湖へ。



妻との交渉に大敗を喫し子連れとなりました。
冬の水中撮影はおあずけです。



この日熊本の最高気温は6.7℃。



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歩いていると、
すれ違った方からクロツラヘラサギがいることを教えてもらいました。




カモ類やユリカモメに混じり
クロツラヘラサギはいました。



浅瀬に片足でたたずんでいます。

顔を羽にうずめて、
寒さをしのいでいるように見えます。


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コウノトリ目トキ科クロツラヘラサギ。

全身が白く、くちばしと足は黒く、
くちばしの先は長くへら状です。

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エサは魚類や甲殻類などだそうです。



東アジアに生息し、全世界に約2,000羽しかいないとされ、
世界的に絶滅が心配されています。


日本では冬鳥または旅鳥。

日本野鳥の会によると、
日本における2011年度の記録個体数は270羽です。
江津湖でも小数が越冬。


環境省レッドリストおよび熊本県レッドデータブックでは、
絶滅危惧ⅠB類です。






神水まで歩くと2歳の三男が寝ました。

約10kgの子供を片手に抱え戻ります。
重いです。





今度はぞうさんプールにいました。

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先ほどと同じ個体でしょうか。
私の100mm相当のレンズでは、これが精いっぱいです。

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野鳥にとっては、釣り糸も危険なワナ。
からんだ釣り糸の処理には気をつけなければいけません。


2012/12/23撮影 江津湖にて



参考:
公益財団法人 日本野鳥の会 『クロツラヘラサギ調査研究プロジェクト』
環境省レッドリスト 鳥類 (環境省 平成24年8月発表)
改訂・熊本県の保護上重要な野生動植物-レッドデータブックくまもと2009- 2009年9月 熊本県
・日本の野鳥590(平凡社)

 

2012.12.17    カテゴリ:  江津湖周辺地域 

   ゆりかごと芝生広場

今日は少し暖かい1日でした。


ピンと張り詰めた冬の寒さも良いですが、
やっぱり暖かい方がいいです。



8月の上江津湖です。


江津湖エノキ0-120826


向こうに見える山は金峰山(標高665.2m)。
自分にとって、なんとなく高さの基準となっています。




このエノキも立派です。
苔むした幹の感じなど惹かれます。

江津湖エノキ2-120826



この場所にきれいな芝生広場が造成される前は、
砂取小学校の学習田をはじめ、
水田や畑がありました。

農地の周囲は湿地帯で、
叔父とガマの穂を採りにきていたのも遠い記憶です。




1975年(昭和50年)3月頃に撮影された
上江津湖周辺の航空写真です。

航空写真S49cku-74-22_c51_17zoom



湖岸からほど近いところに、農地があります。
増水時には冠水するところなので、
たくさんの生物がそこで育っていたのではないでしょうか。



明治から大正初期の古い絵はがきにも
下江津湖岸の水田が写っています。

絵はがき-下江津湖岸の水田-200
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現在の江津湖は、便利な駐車場や芝生広場を得た代わりに、
生物の貴重な繁殖場を失ったのかもしれません。

トノサマガエルやドジョウは江津湖では見かけなくなりました。





人の利用しやすさが向上するのは肯定すべきことですが、
代わりに失われるものを評価し、やるやらないを吟味することも大事と思います。

芝生広場の代わりはありますが、
生きものの住む江津湖はここにしかありません。


さらには、
『江津湖の広場がジュクジュクしていて、犬の散歩がしにくいので何とかして欲
しい』という要望もあるそうです。


こんなリクエストは、
耳を傾ける価値があるのでしょうか。



2012/08/26撮影 江津湖にて


航空写真:
国土交通省国土政策局国土情報課 国土情報ウェブマッピングシステムより引用

2012.12.01    カテゴリ:  保全活動 

   下江津湖で在来種の放流???

 
熊本の放送局が
「熊本市の下江津湖で在来種の放流」
というニュースを流しました。


TKUテレビ熊本webサイト(11月30日)より引用
「コイ科の淡水魚オイカワの放流が熊本市の下江津湖でありました。これは熊本市漁業協同組合が行ったもので、県外から取り寄せたオイカワの稚魚13万匹を江津湖に放流しました。ブラックバスなどの外来種の増加が生態系に影響を及ぼしていて、組合では環境を守るためにも在来種の放流を続けたいとしています。」



国でも自治体でも、
生物多様性が呪文のように謳われる昨今です。

そして、この生物多様性には3つのレベルがあるそうです。
リンク → 生物多様性とは(環境省)

  ①生態系の多様性
  ②種の多様性
  ③遺伝子の多様性

       

自然界に、よそから持ってきたオイカワを放流する場合は、
③遺伝子の多様性、に直に影響するでしょう。
 

次にオイカワの稚魚に、困った魚が混じっていないでしょうか。
たとえば外国産の魚や、国内産の魚でも、もともと熊本にいないような魚は混じっていないでしょうか。
これは、②種の多様性、に直に関係します。


漁協がよかれと思ってやってくれていることが、
知らず知らずのうちに昔からいる
しびんた”や”どんかっちょ”を追いやっていないでしょうか。


歴史的にもいろんな魚が放流されてきた江津湖。
食べて人が生きていくため、釣りの楽しみのため、ボウフラ駆除のため、鑑賞用・・・
もうあきらめの境地なのでしょうか。
それとも、狙いは別?



熊本市漁協なら、
・地下水涵養のため水張りしてくれている白川中流域農家に水産物をプレゼントする
ブラジルチドメグサを冬の間に徹底駆除する
とかいいと思いますが・・・


また、放流する場合は、
生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン(日本魚類学会)が参考になる、
と魚にとても詳しい方から教えてもらったことがあります。


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2012/09/23撮影 江津湖にて


引用:
TKUテレビ熊本webサイト




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