2012.10.30    カテゴリ:  魚類 

   図鑑の更新

図鑑 江津湖の魚たち”を更新しました。


ムギツク、モクズガニなどを追加しました。


江津湖で撮影できてない魚がたくさんあります。

スナヤツメは現在の江津湖では相当厳しそうな感じがします。
1980年頃、私は小学生でしたが、
スナヤツメが湧水地の土手(砂地)にたくさんいたものです。

マツカサガイも既に幻かもしれません・・・


自己満足の世界です。
まだまだ先が長くなりそうです。


2012.10.27    カテゴリ:  風景 

   秋の水路


神水の水路です。

ここにも芭蕉の木があります。

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古い水路はいいものです。


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2012/10/11撮影 江津湖にて

2012.10.24    カテゴリ:  風景 

   熊本水遺産 ~江津湖~


夕方の江津湖です。

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湧水地でも落ち葉が散り始めていました。

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2012/10/11撮影 江津湖にて

2012.10.23    カテゴリ:  魚類 

   減ったアブラボテ

10月の江津湖。

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上の写真とは違う場所ですが、
杭柵工の周りに植物が茂っていました。

その下で、小さくて平べったい魚が盛んに泳ぎ回ります。
1メートルほどの範囲を岸沿いに行ったり来たりしています。

アブラボテです。


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E-620 ZD14-54mmⅡ(37) f8 1/100秒 ISO800


繁殖期のオスは茶系の重油のような婚姻色になるため
この名前がついています。

産卵はドブガイマツカサガイなどに行います。




私の小学生時代(1980~1986年頃)は、
江津湖でタナゴ類をたくさん釣って食べていました。
それがアブラボテだったかどうか、
何しろ25年以上前なので記憶が曖昧です。
しかし子供でも簡単に釣れていたので、
アブラボテヤリタナゴだったのだろうと思います。




現在の江津湖では、
残念ながら産卵母貝のマツカサガイをみることはありません。

アブラボテもひどく減少し、
少なくともこの4~5年の間で
江津湖でみたのはこの1個体だけです。


危機的です。


しかしだからといって、
よそから持ってきた魚を放流するわけにはいきません。

遺伝的多様性”という言葉がありますが、
江津湖には江津湖のアブラボテがいるのです。


2012/10/11撮影 江津湖にて



参考文献:
タナゴハンドブック 文 佐渡哲也・写真 松沢陽士 文一総合出版
環境省生物多様性情報システム 遺伝的多様性とは何か

2012.10.19    カテゴリ:  魚類 

   ゲンゴロウブナ

加勢川のやや岸よりで、水深が1m程あるところは、
マコモミクリエビモササバモオオカナダモなどが茂り、
水中の森のようです。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(14) f8 1/80秒 ISO800




こうした植物の陰には、コイ、フナ、オオクチバスなど大型の魚が潜んでいました。
その周りでは、ゲンゴロウブナが水底で何か餌を食べていました。


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E-620 ZD14-54Ⅱ(14) f8 1/80秒 ISO800



静かに近づきましたが、ゲンゴロウブナも嫌がって水面付近の水草の陰に逃げ出しました。
油断したところを一枚撮りました。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(14) f8 1/80秒 ISO800



ゲンゴロウブナの本来の分布は、琵琶湖淀川水系です。
江津湖にもかつては飼育型の”ヘラブナ”がたくさん放流され、
今もよく見かけます。

植物食性で、主に植物プランクトンを食べます。


江津湖に生息する他のフナ類とは、鰓(えら)の中の鰓耙(さいは)数で区別しますが、
外観上は体高が高く、目がやや下方についた印象でおそらくゲンゴロウブナだろうと判断しました。



参考文献:
新装版 山渓フィールドブックス2 淡水魚 山と渓谷社


2012.10.13    カテゴリ:  魚類 

   杭柵工のタカハヤ

杭柵工は多自然工法の一つで、江津湖でも用いられています。
コンクリートではなく、木材や岩を使って護岸する工法です。


最近は湧水の減少により江津湖の水位が下がり、
せっかくの杭柵工が水面上に露出していることが多かったです。

しかし、今年は野田堰の試験運用で江津湖の水位はこれまでにないほど上昇し、
杭柵工は魚の素晴らしい生息場になっています。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f10 1/60秒 ISO800



1990年代後半に工事が行われた杭柵工で、タカハヤ(地方名 アブラメ)が群れています。
タカハヤは冷水性の魚で、通常は河川の上流部にいます。
江津湖は湧水があるため、タカハヤも多いのです。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f8 1/60秒 ISO800



岩の表面の付着藻類や小動物などの餌を食べているようです。
木や岩などの自然素材は、人工的な素材と比べると付着藻類などがつきやすいとの研究報告があります。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f10 1/60秒 ISO800

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f10 1/60秒 ISO800


2012/10月撮影  江津湖にて


参考文献:
多自然型の河川を目指した河床素材の検討 酒見ゆき他(土木学会東北支部技術研究発表会 平成13年度)

2012.10.12    カテゴリ:  魚類 

   ムギツクの小群

川がワンド状になったところで、
ムギツクが泳いでいました。

体側のラインが特徴ですが、
目玉も模様の一部のようになっています。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f8 1/100秒 ISO800



全長が10cm程度の成魚は、
比較的警戒心が強いようです。

物陰にすぐに逃げ込み、
なかなか寄らせてくれません。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f10 1/60秒 ISO800




沈んだ小枝で餌を夢中でついばむムギツクの幼魚がいました。
全長4cmほどです。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f8 1/160秒 ISO800




幼魚は成魚ほど逃げ回りません。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f8 1/100秒 ISO800

うれしいことに幼魚の群が複数おり、
子供のころを思い出しました。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f9 1/100秒 ISO1000


2012/10月 江津湖にて

2012.10.08    カテゴリ:  風景 

   白い橋の上で


朝方の白い橋の上で、
1人のお年寄りがじっと水面をみていました。


アユがおりますね」
と話しかけてみました。


お年寄りはとても穏やかに話しました。
「意外に大きいとですよ。このあたりで産卵しよるです。秋になると魚が動揺
しよります。」

 
やっぱりお年寄りの年季の入ったお話はおもしろいです。

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2012/09/23撮影 江津湖にて

2012.10.06    カテゴリ:  魚類 

   ムギツク

9月23日の江津湖。



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強い流れでありながらも、
少し深くなったところにムギツク(地方名 コモソバエ)がいました。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f9 1/200秒 ISO640



ここは護岸の根の部分に木工沈床が用いられ、
栗石(ぐりいし)や木杭が沈められています。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(14) f9 1/200秒 ISO640


ムギツクはこうした障害物の周りでよく見かけます。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f9 1/200秒 ISO640


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E-620 ZD14-54Ⅱ(54) f9 1/200秒 ISO640



また別の場所の大岩の周りでも数匹のムギツクが泳いでいました。

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E-620 ZD14-54Ⅱ(47) f10 1/200秒 ISO800


私が子供の頃は、
ぞうさんプールの岩の周りで小さなムギツクたちがよく餌をついばんでいました。
練り餌による投げ釣りでもまれに釣れることがありました。

ムギツクは江津湖では数が少なくなり、
出会う機会がなかなか少なくなりました。
ずっとwantedな魚だったので、
ピンぼけといえども少し嬉しいです。


そして、また勢力を吹き返してもらいたいものです。



2012/09/23撮影 江津湖にて


参考文献:
くまもとの自然シリーズ1 江津湖の自然 監修 熊本大学名誉教授 吉倉眞/発行 熊本生物研究所




2012.10.05    カテゴリ:  魚類 

   美しい砂地にて

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