2012.04.29    カテゴリ:  江津湖以外 

   しばしのリフレッシュ

4月29日
GW前半の中日。

渋滞を避けながら、今日は次男との久々の魚釣り。
遠出するつもりはなく、東へ日帰りの計画だったが、
思い直して西へ向かった。


途中でこうした場所を通りながら、

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ポイントへ到着。



水深10~50cm
緩やかな流れ
底質は砂分の多い砂泥底



エビ藻が多い。

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底の方には、セキショウ藻とセンニン藻が
これから伸びようというところ。

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小魚の群と、表層には目高の群。
これは風棘。

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釣りは魚の活性が高く
餌に狂ったように食いついてくる。




次男とは最初に10分ほど一緒に釣りをした後は
全てを一人でやらせた。
時々おまつりをやるものの、だいたい大丈夫そうだ。




まるで五目釣りのように釣れた。

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今日の釣果は、
ボテ約30
カゼ約10
バラ4
カネ5
ヤリ1
オイカワ2
ムツ1


たくさん釣れてよかったなぁ。

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帰る途中で、違う川に寄った。


そこは、小中学生が集まって釣りをしていた。
子供用の釣り堀のようだ。

中学生が釣ったものを撮らせてもらった。

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中学生が
次々とミミズを調達してくる実力には驚いた。


2012/04/29撮影 熊本県外にて




2012.04.27    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   堅山南風 想い出のままに より抜粋

津々堂様のブログにヒントをいただき、
堅山南風の著書を読んだ。



熊本市出身で、
昭和の代表的な日本画家である堅山南風(明治20年~昭和55年)は、
江津湖の魚を描いたことがある。

堅山南風は著書「想い出のままに」の中で
次のように書いている。
以下、引用。





「大正十三年、前記の山中神風君と二人で故郷の江津湖畔の知人の別荘に滞在して、絵を描くことになった。江津湖は阿蘇からの地下水が滾々と湧く水前寺を水系としている清浄なる湖水で、熊本人遊山のところだ。この湖水で漁獲を業としている者が五十人近くいる。私達は彩管の合間、その漁船に乗せてもらうのを楽しみにした。鯉、鮒、鮠(はや)、鮎、たなご、地方名イダ、あるいはウグイとセイゴなども獲れた。私をそれを写生しているうちに、ふと前述の蘇山先生の事を思い出した。ここの魚類を題材にして出品してみようと描写したのが五連作の「魚楽図」だった。「魚遊ぶは楽しむ也」というのが中国の古詩にある由を教えてもらったので、題材にした。これがどうにか物になった。」






これは是非、”魚楽図”を所蔵する横浜美術館へ行ってみたい、
と思っていたところ、
熊本近代文学館で「江津湖の文芸展」が開催されてており、
堅山南風の色紙も展示されているようだ。

期間は平成24年4月25日~6月28日。



よかった。
まだしばらくある。




引用・参考:
想い出のままに 堅山南風 昭和57年9月10日発行 p.225 大震災と大観先生
ブログ「津々堂のたわごと日録」しびんた
熊本県立図書館・熊本近代文学館-温知館-ホームページ

2012.04.25    カテゴリ:  遊び 

   魚釣り等を禁止!?

昨年の夏、
上江津湖のあちこちでこんな張り紙(看板)が設置されていた。


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▲ 2011/07/02撮影



小さな張り紙だが、
これまで江津湖で自由に釣りをさせてもらっていた私にとっては
インパクトのある内容だった。

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▲ 2011/08/14撮影


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▲ 2011/08/14撮影


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▲ 2011/08/26撮影

そしてなんとも曖昧な内容に思えた。



現在の熊本県内水面漁業調整規則第32条
「熊本市出水町画図湖二つ石から同市江津一丁目江津斉藤橋下流端までの区域内においては、
さおづり(爆弾つりを除く。)以外の漁法により水産動植物を採捕してはならない。」

は、明治以前からのしきたりが継承されているように思える。
これとも違った新ルールだろうか。


今はこの張り紙は見ないような気がする。
一体何だったのだろう。





さて次の看板は、
確かに犬の雲古はきちんと持っていってもらいたいが、
上に乗っかっていた水鉄砲がおもしろいので撮影しました。

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▲ 2011/08/14撮影


2012.04.23    カテゴリ:  昆虫類 

   源五郎

流れが緩やかで、水草の多いところに、
見慣れない源五郎がいた。

全長は25-30mmほど。

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腹部はほぼ黒色で、
指でつまむと、水かきのついた後ろ足を強く蹴り続け、
一時もじっとしていない。





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そのうち、なにか変な臭いがしてきた。



図鑑で調べると、kogatano-gengorouという種類のようだ。

他の昆虫や魚類を食物とし、
水草に開けた穴の中に卵を産みつけるという。

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環境省のレッドリストや、熊本県レッドデータブックでは、
近い将来、絶滅の危険性が極めて高い区分(ⅠA類)にランクづけされている。


よく見ると台所にいる害虫のように見えないこともないが、
なかなか愛らしい。

色々な生き物がいるというだけで
楽しい。


2012/04/07撮影 江津湖にて


参考文献:
ヤマケイポケットガイド⑱ 水辺の昆虫 今森光彦 山と渓谷社
環境省生物多様性情報システム
改訂・熊本県の保護上重要な野生動植物-レッドデータブックくまもと2009- 2009年9月 熊本県

2012.04.22    カテゴリ:  風景 

   アキニレの下にて

4月8日。

天気のいい日に空では、
猛禽のミサゴが飛んでいた。

アキニレの下で120408-0


ぞうさんプール横のアキニレは、
まだ葉が広がらず蕾(つぼみ)の状態だった。

アキニレの下で120408-1
アキニレの下で120408-2


この下の流れは夏になると、
幼稚園くらいの子供がよく
お母さんやおばあちゃんに連れられて遊んでいる。

アキニレの下で120408-3
アキニレの下で120408-4

裸足ではいることも多いので、
ガラスくずなどを捨てないようにしないと。


2012/04/08撮影 上江津湖にて



2012.04.17    カテゴリ:  保全活動 

   誰かさんの置きみやげ

水中にぽつんと
タチヤナギらしい太く短い枝が立てられていた。


ある人の置きみやげかな、と思う。

置きみやげ120407


行政の都合で人が替わったとしても
その人が残すものは大きい。



2012/04/07撮影 江津湖にて

2012.04.15    カテゴリ:  古人に学ぶ 

   私の履歴書(中村汀女)より 初夏の宵、小舟でみる蛍火

『ふわりとした初夏の夜闇(よやみ)は蛍(ほたる)の出る闇であった。

 父が舟を出して向こう岸の湧き水の浅瀬に連れてくれる。その清水の湧き口には白い野茨(いばら)の花が咲いて、そこに大きな蛍火がみだれあっていた。そこら砂地のくるぶしまでの水の流れが足にさからった。芹(せり)やクレソンがふかふかと生い茂り、沢がにを押える場所でもあった。

 何しろ、水辺のことはきりなく浮かぶ。ずいぶん前のことだが、星野立子さんが「江津湖のこと、あなたはしぼればしぼるほど書くことがあるのね」といい当てて下さったが、たしかにきりがない。そろそろ私も女学生、父はいわゆる画図の村長をやっていた。』


中村汀女120325


2012/03/25撮影 熊本近代文学館にて

引用:
私の履歴書 中村汀女(日本経済新聞 昭和47年5月13日~6月4日連載)⑤より

2012.04.14    カテゴリ:  保全活動 

   特定外来生物

上江津湖に
熊本市の「江津湖の在来種を守ろう!」の看板がある。


外来種看板-101002
▲ 2010/10/02撮影


先月見たらリニューアルされていた。

外来種看板-120325
▲ 2012/03/25撮影


外来生物法では、
特定外来生物の飼育、栽培、保管及び運搬、輸入が禁止され、
野外へ放つ、植える、まくことも禁止されている。
(研究目的等で許可を取った場合を除く)


違反すると懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金等の罰則があり、
厳しい。
(※環境省ホームページ「外来生物法の概要」)

特定外来生物は魚類の他にもたくさんある。
(※環境省ホームページ「特定外来生物等一覧」)


特定外来生物でなくても、例えばオオタナゴなどが入ってきたら、
大変な事になると思う。
売ったり買ったり、運んだりする人がいるので、
早く特定外来生物に格上げして欲しい。




次の写真は、下江津湖右岸。

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▲ 2012/04/07撮影


ここには、
ブラジルチドメグサボタンウキクサホテイアオイ
それとナガエツルノゲイトウらしきものがあった。

外来種1-120407
▲ 2012/04/07撮影

各地で問題になっている植物が勢揃いしている。
一体どれがどうなるのだろう。


参考:
環境省ホームページ 外来生物法
熊本市ホームページ 特定外来生物とは
Wikipedia「オオタナゴ」

2012.04.11    カテゴリ:  遊び 

   春の産物

4月8日午前
子守ついでに、江津湖を歩いた。

江津湖にはたくさんの人がいた。
散歩の人、おしゃれなサイクリングの女性たち、親子、つり人、ランナー・・・・


土の上には新しい緑が広がり、
その横では水がさらさらと流れていた。

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野鳥の森では、
エノキやムクノキの枝から
花が開き若葉が芽吹こうとしている。

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陸地化が進みすぎるのを避けるためだろう、
どなたかがヨシなどを刈っておられた。
大変な作業であるし、
これにより江津湖が守られている。

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園路の足下にセリが少し生えていたので、
子供らに採ってもらった。

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ウナギの穴釣りの人に、
釣果を見せてもらった。

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この後、甥っ子の一人がぞうさんプールに転げ落ちた。
ずぶ濡れの子供が岸を這い上がる姿を見て、
通りがかりのおじさんが笑っていた。
落ちた本人のコメント『あ~、マジびくったぁ (訳注 あ~、本当にびっくりしたぁ)』


午後からは、益城町のとある竹林にお邪魔して、
竹の子を掘らせてもらった。

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後日、
久しぶりに食べたセリは、
懐かしい香りがして、確かに江津湖の味がした。

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2012/04/08撮影 江津湖他にて

2012.04.09    カテゴリ:  江津湖以外 

   春の小川とシビンタ

桜が咲き誇る季節。

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水面をのぞくと、
小魚の群が泳いでいる。

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オイカワが赤や青色をまとっている。
魚たちの恋の季節。






江津湖から遠く離れた水路で、
運良く、シビンタを捕まえた。


どれも全長4-5cm程度と小さくて目立たないが、
目を凝らすと宝石のような姿形をしている。


一つ目は薔薇色のタイプ。

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繁殖期のオス(写真上)は婚姻色をあらわし、
メス(写真下)は産卵管を伸ばしている。





次は、淡水魚で最も美しいと言われるタイプのシビンタ。



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上がオスで下がメス。
九州北西部のみに生息する固有種。




これらの魚は、繁殖方法が少し変わっていて、
イシガイ目二枚貝の中に産卵する。

しかし現在の江津湖では、産卵床となるドブガイイシガイなどの二枚貝は少ないようだ。
なので、シビンタもかなり少ない、というか、ほとんど見ない。


地元の古老から、
以前の江津湖にはシビンタがたくさんいた、
という話を聞くと羨ましいような、悲しいような
複雑な気持ちになる。


2012/04/07-08撮影 江津湖とそこから遠く離れた水路にて


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