2010.10.31    カテゴリ:  植物 

   ミゾソバ

ミゾソバは,
”溝に生える蕎麦”の意味で,
水路の水際や湿地,休耕田などで見かける一年草。

ミゾソバ1-100417
ミゾソバ2-100417
2010/04/17撮影


葉はほこ型で先がとがり,
別名”ウシノヒタイ(牛の額)”の語源にもなっている。

ミゾソバ3-090808
ミゾソバ4-090808
2009/08/08撮影




花期は7-10月で,
淡い紅色または白色の小さな花を咲かせる。

ミゾソバ5-101002
ミゾソバ6-101002
ミゾソバ7-101002
2010/10/02撮影


若い葉は食用にもなるらしい。

そして何よりも,
ミゾソバの下には,エビやカニや小魚がよく隠れている。


江津湖にて

参考文献:田んぼの生き物図鑑 山と渓谷社

2010.10.30    カテゴリ:  古い絵はがき 

   江津川の夏

「江津川の夏」というタイトルの古い絵はがき。

江津塘から芭蕉園の下流にある,夫婦岩付近を
撮ったものと思われる。

江津川の夏(熊本百景)200
↑クリックで拡大

セミの鳴き声と,水の冷たさが伝わってきそうな写真だ。

それにしても,床の高いこの建物は
一体なんだろう??

どなたか,ぜひ教えてください。



2010.10.18    カテゴリ:  昆虫類 

   ショウリョウバッタ

ショウリョウバッタは,湖岸や公園の草地にいる,
大型でスマートなバッタ。

メスは8cmにもなるが,オスは半分の4-5cmほど。
体の色も緑色型と褐色型がいる。

4月頃から幼虫が現れ,成虫は10月頃までみられる。

上江津湖の低い草むらに,幼虫がいた。
羽がまだない。

ショウリョウバッタ1-100707
2010/07/07撮影


中ノ島公園の草むらで,子供が大型のメスを捕まえた。
ショウリョウバッタ3-100815
ショウリョウバッタ4-100815
2010/08/15撮影



オスが,「キチキチキチ・・」

と音を立てて飛ぶ様子は,童謡の歌詞にも出てくる。




参考文献:
川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から 鹿児島の自然を記録する会編 南方新社

2010.10.16    カテゴリ:  江津湖周辺地域 

   GoogleEarth(衛星画像)より

GoogleEarthより,江津湖の衛星画像を拝借した。

撮影日は
周辺の開発を見ると2000年代中頃だと思うので,
それほど古くはない。



上江津湖上流部(加勢橋~江藤ボート)
●01上江津湖上流部高度1.01km

上江津湖(ぞうさんプール~斉藤橋)
●02上江津湖高度1.01km

こうして見ると,
上江津湖は水辺のすぐ近くまでマンションなどの市街地がせまり,
緩衝帯がほとんどない。


特に農地は,砂取小学校の学習田は芝生公園化され,
わずかに残っていた神水の農地も宅地化された。


小さな畑がポツポツとあるにはあるが,
ドジョウが産卵できるような田んぼは,もうないかも知れない。

中江津湖(斉藤橋~画図橋)
●03中江津湖高度1.01km

下江津湖(画図橋~下画図橋)
●04下江津湖高度1.73km

下江津湖周辺も同じく,宅地開発や公園化が進んでいて危うい。
2010年時点では下画図にセイラタウンが開発され,
写真で見える以上に農地がなくなっている。

「農地の多面的機能」という言葉があるように,
このあたりの農地は,永続的に「農用地区域」として,
市が保全した方がいいと思う。



出典:GoogleEarth

2010.10.14    カテゴリ:  魚類 

   カムルチーを撮らせてもらった

朝方のつり人に,釣れたら教えて下さい,と頼んだ。

しばらくしたら,釣れたよー,と呼ばれた。


スプーンにカムルチーがヒットしていた。
スプーンとは,しぶい。

カムルチー101002スプーン
カムルチー101002スプーン拡大


ドジョウと名が付くだけあって,
くねくねと地を這って水中に逃れようとする。
カムルチー101002上から


以下,文章は文献からの抜粋。


通称ライギョやタイワンドジョウ。

カムルチー101002全体スケール入り


原産地は東アジア(中国,朝鮮半島)。全長30~80cm。
体は細長く,頭は蛇に似る。
カムルチー101002大きな目
カムルチー101002横腹


河川や湖沼に生息し,魚類,昆虫類,カエル類,甲殻類を捕食する。
カムルチー101002口斜め



年1~数回産卵し,親魚が卵・稚仔魚を保護する。

上鰓器官で空気呼吸も行うため,低酸素の水域でも耐性がある。

1923年に朝鮮半島から導入されて日本に定着し,琉球列島を除く全国各地に分布している。県内で見られるようになったのは,1935年前後と思われる。県下に広く分布する。

大型の上位捕食者であるが,大きな被害が確認されないため,影響はそれほど大きくないとする意見も多い。

有棘顎口虫の中間宿主であるため,生食は非常に危険である。


2010/10/02撮影 江津湖にて



参考文献:
熊本県における外来生物の現状 平成20年3月 熊本県
くまもとの外来生物 平成22年3月 財団法人再春館「一本の木」財団

2010.10.11    カテゴリ:  魚類 

   カワヒガイ

10月2日。

江津湖の抽水植物の茂る場所で,
カワヒガイを捕まえた。

カワヒガイ1-101002


初めてみる魚だった。


カワヒガイは,九州北西部のほか,
濃尾平野,山陽地方に分布する。
全長13cmほどになる。動物食主体の雑食性。


体側には,モヤモヤっとした雲状斑が散在し,
背びれには一本の黒色帯がある。
カワヒガイ2-101002
カワヒガイ3-101002
カワヒガイ4-101002

今回のものはメスのようだ。






産卵期は5-7月で,雌雄一対となり,
生きた二枚貝の入水管に産卵する(タナゴ類は出水管)。

カワヒガイ5-101002



他のヒガイ類と比べると,頭が小さく,
目が大きく,口の先が丸っぽい点で見分けるらしい。


2010/10/02撮影 江津湖にて




参考文献:
新装版 山渓フィールドブックス2 淡水魚 山と渓谷社

2010.10.07    カテゴリ:  魚類 

   カダヤシ

江津湖でメダカを探したが,
なかなかいなかった。

どこかにいるはずだが,
見つかるのは,カダヤシばかり。



上の大型のものがメスで,下がオス。メダカとは主に臀びれで見分けがつく。
101002-14カダヤシ
2010/10/02撮影



上流の湧水域でも
カダヤシ-100815遊水地
2010/08/15撮影


下流のせせらぎでも
カダヤシ2-101002
2010/10/02撮影


江津湖からほど近い湧水池でも
カダヤシ-100816遊水池
2010/08/16撮影


カダヤシは、北アメリカ東南部原産で,
日本では特定外来生物に指定されている。
(飼育,生きたままの運搬などは原則禁止)

過去にボウフラ駆除のために、
日本各地で放流されたことがあった。
子供の頃はカダヤシを知らなかったので,
メダカだと思いこんで飼っていた。



カダヤシは,卵胎生といって,
メスが産むのは卵ではなく,お腹の中でふ化させた稚魚を産む。
この方法は,生き残る上で有利と言われる。

住みかが競合するメダカとカダヤシは,
どちらかというとカダヤシの方が増えて,メダカが負けているようだ。


カダヤシそのものは,連れてこられた場所で,
必死に生きているだけなので悪くはないが,
カダヤシが捕れたら,岸辺に放って念仏を唱える。





参考文献:
熊本県における外来生物の現状 2008年 熊本県
日本の外来生物 自然環境研究センター

2010.10.05    カテゴリ:  植物 

   10月の野の花

引き続き,10月2日。

今年はヒガンバナを見に行ったりできなかったが,
江津湖で見るとは思っていなかった。


101002-19ヒガンバナ


水辺には小さな花が結構咲いていた。
この際,ちょっと調べてみた。

ミゾソバ 白とピンクの花もきれいだが,豆粒のような蕾もかわいらしい。
101002-20ミゾソバ

メリケンムグラ 外来種らしい。
101002-21メリケンムグラ(外来種)

イボクサ 小さいけど自然の色合いがきれい。
101002-22イボクサ

ヒシ 花が咲いていたが,菱の実はまだなかった。
101002-23ヒシ

ミズアオイ
101002-24ミズアオイ

ミクリでしょうか?
101002-ミクリ

サンカクイでしょうか? 難しいです。
101002-サンカクイ427


おまけ・・

連結して交尾中のアオモンイトトンボ
101002-16アオモンイトトンボ

ゴマダラチョウ
101002-17??ゴマダラチョウ??

コバネイナゴ。上に乗っている小さい方がオスで,下がメス。
子供達が楽しそうに追いかけていた。
101002-18コバネイナゴ

木陰で休憩中に寄ってきたネコちゃん。
101002-25ネコ

またくるからな。



2010/10/02撮影 江津湖にて

2010.10.02    カテゴリ:  魚類 

   秋に出会ったさかな

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2010.10.01    カテゴリ:  江津湖以外 

   オスとはしつこいもの

梅雨が明けてすぐの7月19日。


朝5時過ぎに起きて車で出発すると
途中で甥っ子の自転車を追い抜いた。

モツゴ1-100719


弟と朝から釣りに行く途中らしい。


江津塘を走り,下江津湖をのぞいた。
ちょうど東岸から日が昇っていた。

モツゴ2-100719
モツゴ3-100719


別の湧水池に行った。

社寺林や朽ちかけた乱杭の雰囲気が
とてもいい感じだ。

モツゴ4-100719

だんだん日が昇り,太陽が強烈に光り始めた。
暑い,,,。

モツゴ5-100719


その日は少し寝不足なのと,朝食を取っていなかったのとで,
目がかすんで見えた。


岸際の乱杭のあたりで,盛んに動き回る魚がいる。

水面直下を水平に,1秒間に1周くらいの速さでぐるぐる回っている。
ボラのように背びれを出さんばかり。


よく見ると,口先がとがっており,
とにかく色が黒い。
見慣れない魚だ。


この魚は,別の小さな魚の周りを回っているようだ。


この黒い魚は,小さなメスにまとわりついているオスのようで,
かなり興奮状態のようだった。
魚の繁殖行動ということが,なんとなくボーとした頭でも分かってきた。



魚の種類を確かめたくなった。


エサを投入すると,黒いオスは,
意外にもすぐに喰いついたが,途中で針から外れた。

難を逃れたオスは,
もう一度非常にしつこくメスの周りを回り始めた。


再度エサを放り込むと,黒いオスはまたしても喰ってきた。
激しく動き回ったせいで,空腹なのか。


ついに釣り上げた黒いオスは,婚姻色最高潮の

ただのモツゴ君だった。

モツゴ6-100719



2010/07/19撮影 江津湖からほど近い湧水地にて





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