2017.11.28    カテゴリ:  植物 

   外来種三昧

 
 
江津湖でブラジルチドメグサが繁茂する中に、ナガエツルノゲイトウがありました。
どちらも特定外来生物です。

ナガエツルノゲイトウ171103-156江津湖




花柄があるので「ナガエ」ツルノゲイトウ。
南米原産の多年草で、茎は長さ1m以上で中空、水中や地上を分枝しながら這う。
花期は5~10月。葉腋から長さ1~4cmの柄を伸ばし、先端に径約1.5cmの白い花序をつける。

やや乾燥した場所も含めて幅広い環境で生育可能だが、水湿地では特に旺盛な繁殖力を示す。
アクアリウム等観賞用に導入後、野外逸出したと考えられています。
世界的な侵略的外来種。植物体断片からの再生力も強く、いったん侵入・定着すると根絶は容易ではないとされています。

ナガエツルノゲイトウ171103-164江津湖





こちらはブラジルチドメグサ
江津湖在来の水草ヒメバイカモササバモがあるそばで、このような大規模なマット状の群落を作られると心配です。

ブラジルチドメグサ171103-443江津湖





さらにボタンウキクサ(通称ウォーターレタス)が加わってます。こんな状態は江津湖では珍しくありません。特定外来ではありませんが、ホテイアオイが混じることもあります。

外来種3種171103-198江津湖



上江津湖、中江津湖、下江津湖の岸際、川、水路、池のいたるところに、特定外来生物の水草が繁茂しています。根絶は無理なのですが、定期的に駆除を続けることで、在来種が生き延びている側面もあるのではないでしょうか。
電気ショッカー船による外来魚駆除についても、色々な背景や事情があるにしろ、やった方がよいと思います。


時々ニュースに流れているように、様々な人たち、団体が外来種駆除に取組んでおられるのはありがたいことです。 
骨が折れる作業ですので、人海戦術が一番です。



下の写真は、今年割とよく繁茂していた在来種のヒメバイカモ

ヒメバイカモ171103-040_サイズ変更




2017/11月撮影 江津湖にて
参考:
ネイチャーガイド日本の水草.角野康郎.2014年9月.文一総合出版:264頁
国立環境研究所 侵入生物データベース

2017.11.16    カテゴリ:  植物 

   湿地帯のミゾソバ

 
 
 
溝や川岸の湿った所に生えるミゾソバ
満開です。

ミゾソバ171103-283江津湖
E-620 ZD14-54mmⅡ(14mm) f5.6 1/500秒 ISO200


ミゾソバ171103-188江津湖
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f7.1 1/250秒 ISO320


ミゾソバ0171103-326江津湖
E-620 ZD14-54mmⅡ(49mm) f8 1/400秒 ISO200



2017/11月撮影 江津湖にて

2017.06.29    カテゴリ:  植物 

   ウチワゼニクサ?

 
 
上江津湖にブラジルチドメグサのような植物がありました。
しかし少し違和感があります。

ウチワゼニクサ170503-03

ウチワゼニクサ170503-04



環境省の平成28年度モニタリングサイト1000陸水域調査報告書によると、江津湖には「ウチワゼニクサ」という外来植物が定着している可能性が高いそうですが、それに似ています。
また、昨年度に江津湖でウチワゼニクサの駆除が熊本市によって実際に行われたことがあるようです。対応が早いですね。

この写真の植物がウチワゼニクサであれば、生態系被害防止外来種リストの総合対策外来種です。
ウチワゼニクサは北アメリカ南部原産で、湖沼やため池、河川、水路、水田、湿地などに生育する多年生の抽水~湿生植物。
流水中では沈水形を取ることもある。
葉柄の長さは10~40cm。葉はほぼ円形で径2~7cm。縁に浅い切れ込みがある。
アクアリウムプランツ(観賞用)として流通しており、各地で逸出している。
水中よりも湿地の方がよく生育し、茎の総伸長は5m/年を超える。

茎の断片からの再生力も大きいので、いったん野生化すると急速に分布を拡大する点も、ブラジルチドメグサによく似ています。


次から次へと外来種の定着が確認される江津湖。
水はきれいですが、ひどい状況です。



2017/5月撮影 江津湖にて

参考:
江津湖サイト(水生植物調査).平成28年度モニタリングサイト1000陸水域調査報告書.環境省自然環境局生物多様性センター.平成29年3月:40-49頁
ネイチャーガイド日本の水草.角野康郎.2014年9月.文一総合出版:301頁

2017.05.28    カテゴリ:  植物 

   雨上がりの園路にて 5月

 
 
雨上がりの江津湖。

水玉170506-017
サワガニ170506-033





アヤメ?

アヤメ170506-012





セイタカナミキソウ

セイタカナミキソウ170506-052





ミゾコウジュ。

ミゾコウジュ170506-019



いずれも湿生の植物です。
間違っていたら教えてください。




2017/5月撮影 江津湖にて

2017.02.21    カテゴリ:  植物 

   復旧工事と姫梅花藻

 
 
年度末。。


江津湖では、熊本地震関連の復旧工事があちこちで行われていました。

原状回復が基本のようですが、中には水遊びエリア拡大プランも。
そして、そのすぐそばの水路には、2年ほど前からヒメバイカモが徐々に広がっていました。

ヒメバイカモ170218江津湖


あまりにも工事箇所に近いです。
そして今後子供たちがここで遊ぶのであれば、あえて知らしめて注意を喚起するのもアリだと思います。



2017/2月撮影 江津湖にて

2017.01.17    カテゴリ:  植物 

   湧水とヒラモ

 
 
湧水が流れる水路では、ヒラモを見ることができます。

移植による保全はうまくいっているように見えます。すごいです。
外来植物に負けないことを祈るのみ、です。


ヒラモ170103-251


ヒラモ170103-244



2017/1月撮影 江津湖にて

2016.03.20    カテゴリ:  植物 

   淡水紅藻類

 
 
例のごとく、オキチモズクが数カ所についていました。

オキチモズク160320
E-620 ZD14-54mmⅡ(14) f6.3 1/125秒 ISO400






緑色や茶色の紅藻類も、
水中の木材や自然石に多数付着していました。

カワモズクの仲間いろいろ160320
E-620 ZD14-54mmⅡ(14) f6.3 1/125秒 ISO400




アオカワモズクでしょうか?

カワモズクの仲間160320
E-620 ZD14-54mmⅡ(27) f6.3 1/125秒 ISO400




2016/3月撮影 江津湖にて

2016.01.22    カテゴリ:  植物 

   湧水と水草

 
 

湧水の水路で保全されているヒラモ

eduko160101-196.jpg




ミクリの仲間の沈水葉。
ミクリの仲間は通常は抽水植物で、流れの速いところでは沈水形または浮葉形となるそうです。
文献によるとミクリまたはヤマトミクリだと思いますが、花序を見れていません。


eduko160101-204.jpg


ヒメバイカモもあるのですが、それはまた今度。


2016/01/01撮影 江津湖にて
参考:
ネイチャーガイド日本の水草.角野康郎.2014年9月.文一総合出版
江津湖植生の生態学的観察 馬場美代子
新熊本市史 通史編第一巻 自然・原始・古代 新熊本市史編纂委員会編集 熊本市 p.216

2016.01.15    カテゴリ:  植物 

   真冬のブラジルチドメグサ


 
1月1日。

季節柄、ミクリヨシマコモなどの植物が枯れる中、
青々として拡大しているのは特定外来生物のブラジルチドメグサ

eduko160101-162.jpg





冬でも茎を伸ばしているようです。

eduko160101-157.jpg
eduko160101-160.jpg






下の写真で白く見えるところは、水鳥が食べた跡のように見えます。

eduko160101-213.jpg





毎年大変な手間をかけて駆除されているこの植物、
何か特効薬があればいいのですが。。


2016/01/01撮影 江津湖にて

2015.08.16    カテゴリ:  植物 

   草入り水晶 2015

 

久しぶりの江津湖。


季節柄水位が高く、ヒメバイカモがきれいでした。
この希少な水草もまた、地域の方々によって守られています。 

ヒメバイカモ150815-488
E-620 ZD14-54mmⅡ(14) f8 1/125秒 ISO400  自然光


ヒメバイカモ150815-492
E-620 ZD14-54mmⅡ(14) f8 1/200秒 ISO400  自然光



2015/8月撮影 江津湖にて



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