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2020.04.14    カテゴリ:  魚類 

   ニゴイ スペシャル

 
3月。
江津湖の早瀬に、ニゴイHemibarbus Barbus(Temminck and Schlegel,1846))たちが集まっていました。まるで追いかけっこをするように早瀬の中を泳いでいます。

大きいものでは50cmにもなります。流れの緩やかな低層部に多いとされます。
日本固有種。昔の江津湖では見かけなかったので、国内外来種の可能性があります。

図鑑によると、繁殖期は4~7月で、一匹のメスを複数のオスが追跡し、砂礫の中に卵をばらまくとあります。
この時はちょうど産卵が近かったのかも知れません。

底生動物を中心とする雑食性で、小魚を食べることもあるようです。
なので小さなスプーンなどのルアーで釣れます。



臆病な性格で、いつもは人から十分な距離をとるニゴイですが、この時は遡上に忙しそうで割と接近できました。

ニゴイ20200321-225江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250




オイカワと並んで早瀬を泳ぐニゴイ

ニゴイ20200321-228江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250




すぐ近くを泳ぎ去るニゴイ

ニゴイ20200321-233江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250




鼻先に追星を見ることができます。

ニゴイ20200321-236江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250




コイ(飼育型)と一緒に群れて下ってきたところ。瀬を上っては下る。

ニゴイ20200321-241江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5.6 1/180秒 ISO250




下の写真の個体は小型で、ニゴイの幼魚の特徴である、体側面の暗色斑がうっすらと残っています。

ニゴイ20200321-218江津湖(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO320



いつになくニゴイに接近できたのでした。


2020/3月撮影 江津湖にて
参考:山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社

2020.04.01    カテゴリ:  魚類 

   麦の穂が実るころ


昭和18年生まれの父は、"テナガエビを釣るなら麦の穂が実るころ"と言います。

麦畑







テナガエビはいませんでしたが、大きなカマツカ君が逃げずにいてくれました。

カマツカ20200329-48(700)



2020/3月撮影 熊本・江津湖にて

2020.03.24    カテゴリ:  魚類 

   2020年 春

 
年度末もたけなわですが、天気が良すぎたので一日だけ脱走しました。
江津湖へ。


きれいなアオカワモズクがありました。

アオカワモズク20200321-035江津湖(700)



手のひらの3分の1ほどの大きさの、大き目のチャイロカワモズクもありました。

チャイロカワモズク20200321-165江津湖(700)



もっと大きな拳ほどのチャイロカワモズクが、抽水植物の茎に着いていました。

チャイロカワモズク20200321-248江津湖(700)



古参のタカハヤ君、地元では「あぶらめ」といいます。

タカハヤ20200321-193江津湖(700)



トウヨシノボリたち。地元では「いしかっちょ」といいます。
ここ数年、江津湖では減っているような気がして心配していましたが、たくさんいました。
江津湖の川底には、古い陶器や屋根瓦の破片がよく落ちています。瓦の上に乗っかるトウヨシノボリのオス。

トウヨシノボリ20200321-057江津湖(700)



全身にピントが合っていませんが、元気いっぱいのオス。
尾びれの付け根の橙色がきれいです。

トウヨシノボリ20200321-107江津湖(700)



トウヨシノボリのメス。

トウヨシノボリ20200321-207江津湖(700)



平瀬の岸際に隠れるギンブナたち。

ギンブナ20200321-286江津湖(700)



江津湖に流れ込む小河川の河口で群れるギンブナたち。
この季節ならではの光景だと思います。

ギンブナ20200321-339江津湖(700)



子供らが捕まえたウキゴリ。
お腹が黄色いのは婚姻色らしいです。

ウキゴリ20200321-413江津湖(700)



ナマズさん。
フラッシュの調子が悪いです。

ナマズ20200321-025江津湖(700)



大型のカマツカ君。

カマツカ20200321-219江津湖(700)




早瀬で何やら密集していたニゴイたち。

ニゴイ20200321-234江津湖(700)




石をどけたら出てきたスジエビ。

スジエビ20200321-274江津湖(700)




石を裏返すとよく着いてるサイゴクコツブムシ?

サイゴクコツブムシ20200321-084江津湖(700)



今回江津湖に来た目的の一つである、野鳥の森です。
かなり樹木が切られています。
民有地ながら風致地区の指定があるため、申し訳程度に木が残されています。
湧水地の中央にあり、周囲には希少な動植物がいるのですが、とても残念です。

野鳥の森_2376江津湖(700)



付近でカワセミの写真を撮られている方々と少し話したところ、カワセミには夢中なのに、カワセミがすみかとする崖上の森が切り開かれることにはまるで興味がなさそうで、これも残念でした。

野鳥の森_2388江津湖(700)



2020/3月撮影 江津湖にて

2020.01.05    カテゴリ:  魚類 

   冬のオイカワ

 
湧水の流れに日光が差し込んでいました。
いつの間にか水草が光合成を始め、小さなたくさんの気泡が水面へと浮き上がっていきます。

上江津湖湧水域の水温は、年間を通して18~20℃であり、一般的な冬の川と比べるとずいぶん温かいです。

そうしたところで、まだ若いオイカワOpsariichthys platypus(Temminck and Schlegel,1846))たちはのんびりと冬を過ごしているように見えました。

オイカワ20200101-123(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(54) f5 1/125秒 ISO250


2020/1月撮影 江津湖にて
参考:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社
浅川牧夫・開田耕.江津湖・加勢川水系および木山川水系における水温変化とAeromonas 属細菌および大腸菌群の分布.熊本大学教育学部紀要 自然科学46.1997.熊本大学教育学部.219-234頁

2020.01.02    カテゴリ:  魚類 

   令和2年 元旦

 
熊本の正月は晴れ上がりました。

湧水が流れ出るところに、魚たちが集まっていました。
写っている魚はカワムツCandidia temminckii(Temminck and Schlegel,1846))たちです。


カワムツ20200101-163(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(35) f5 1/180秒 ISO200


2020/1月撮影 江津湖にて

2019.09.11    カテゴリ:  魚類 

   新 ウェブ図鑑「江津湖の魚たち」

 
ウェブ図鑑「江津湖の魚たち」の新バージョンを作りました。このブログの画面右上にリンクを張っています。


最初は水の中や魚が好きで水中メガネをつけて泳いでいたのですが、今や魚の観察はそっちのけ、写真の方ばかりに注意が行くようになりました。


あと数年もしたら昔の自分に戻れそうな気がします。。。

2019.09.05    カテゴリ:  魚類 

   雨上がりの江津湖にて アユ


湧水地に全長15cmほどのアユが群れていました。
群れで水底のエサを食べています。


江津湖で産卵しているアユがいることは間違いないですが、このアユたちは果たして・・・。


アユ190901-065(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250

アユ190901-110(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO200




食(は)んでます。

アユはみあと190901-123(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250



2019/9月撮影 江津湖にて

2019.09.03    カテゴリ:  魚類 

   雨上がりの江津湖にて ボラ


雨上がりの上江津湖。


全長40cmほどのボラが20個体ほど群れて泳いでいました。
いつもは警戒心が強くまったく近づくことができないのですが、この日は違いました。
 

ボラ190901-137(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250


もっと上流の、ぞうさんプールあたりの本川でもボラを見かけました。


ボラの成魚は内湾などの浅い水域に生息します。
繁殖期の10~1月になると外海または外海に面した海域に移動・産卵し、幼魚や未成魚は沿岸域から汽水域河川や江津湖のような淡水域にも遡上し成長します。
主に付着藻類やデトリタスを食べるそうです。

ボラ190901-140(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO400



江津湖にはボラをはじめ、スズキクルメサヨリ二ホンウナギミナミテナガエビなどの生きものが有明海から遡上してきます。

そういう川と海とを移動できる環境をずっと維持したり、場合によっては堰をもっと通りやすくしてもらいたいものです。


2019/9月撮影 江津湖にて

参考:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社

2019.09.01    カテゴリ:  魚類 

   雨上がりの江津湖にて オイカワ

 
朝からの雷雨がやむのを待って、湧水地に入りました。

オイカワ190901-019(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO320






まだきれいなオイカワがいました。
オス同士で群れて上流を目指します。
一見仲良くみえますが、よさげなところにたどり着くと結局闘争します。


オイカワ190901-038(700)
E-620 ZD50mm Macro f5 1/180秒 ISO250


写真が傾いてしまった。


2019/9月撮影 江津湖にて

2019.08.16    カテゴリ:  魚類 

   江津湖のクルメサヨリ 2019年8月


私の有能な助手ともいえる甥っ子が、江津湖でクルメサヨリが泳ぐ動画を撮ってくれていました。
下江津湖に釣りに行った際にスマホで撮ったそうです。

3匹ほどいたとのこと。
いつか撮影したい魚です。



その他写っているのは外来種ばかり。。


2019/8月撮影 江津湖にて


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