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2018.08.15    カテゴリ:  江津湖以外 

   湧水地のヒラモ

ヒラモほか水中風景180813-139嘉島町下六嘉_700湧水
E-620 ZD14-54mmⅡ(14mm) f3.5 1/180秒 ISO100



2018/8月撮影 熊本県内湧水地にて

2018.08.14    カテゴリ:  江津湖以外 

   ヤマメ (熊本県緑川水系)

 

緑川水系の上流の淵に、放流個体と思われるヤマメが泳いでいました。
全長15cmほどの小型の個体です。

ヤマメ180813-062(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f3.5 1/180秒 ISO100



早瀬にはもう少し大きな、いわゆるヤマメらしいヤマメがいたのですが、警戒心が強く接近できませんでした。
ちなみに、小型のイワナの仲間もいました。もちろん、放流個体です。



ヤマメは、北海道、静岡以北の太平洋側、山口県以北の日本海側および大分県を除く九州に分布します。

一生のうち海へ下り大型化するものをサクラマス、淡水域で過ごすものをヤマメと呼びます。繁殖期は10月中旬から11月下旬。淵から瀬に移行する砂礫底が産卵場となります。河川では水生昆虫などの小動物を、海では小魚などを餌としています。



子供の頃からヤマメには憧れていました。
自分の力で初めて釣ったのは佐賀県の日本海側にあるとあるダム湖。大学生の時、夏の終わりに一人でキャンプをして、薄暗い夕方に#20の毛バリでやっとかけたのでした。


いつかどこかで、ヤマメの繁殖行動を見てみたいものです。


2018/8月撮影 熊本県内河川にて
参考:
・山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社

2018.08.11    カテゴリ:  植物 

   ヒメバイカモ (姫梅花藻)

 
江津湖のヒメバイカモ

となり町の湧水が流れる水路や池でも見ることができます。

ヒメバイカモ180803江津湖-38(700)

ヒメバイカモ180803江津湖-32(700)

2018/8月撮影 江津湖にて

2018.07.25    カテゴリ:  保全活動 

   7月25日付/新生面/コラム/熊本日日新聞

 
 
7月25日付 熊日新聞新生面より

以下引用。



 熊本市の江津湖を「草入り水晶」と称したのは水俣市出身の文豪徳冨蘆花だった。無色透明の石英に緑泥石[りょくでいせき]などの鉱物が含まれた状態を指す言葉だ。水中の藻などが織りなす光景がそう映ったのだろう▼先日、その江津湖を訪ねると、夏休みに入った子どもたちが水遊びで大はしゃぎしていた。強い日差しで一層輝きを増した湖面は「草入り水晶」そのものだったが、水晶とは似ても似つかぬものが湖底にあると聞けば心穏やかではいられない▼その正体は「マイクロプラスチック」と呼ばれる微粒子状のプラスチックごみ。レジ袋、包装容器、ストローといった身近なモノが壊れて生じるという。海洋汚染の要因となり、誤飲した魚や鳥への影響が懸念されている▼その物質が江津湖の底にも蓄積している、と熊本大の研究チームが先月、明らかにした。子どもが使うポリプロピレン製のスコップが発生源の一つらしいとの実験結果もまとまった。水辺の子どもたちには何の罪もないが、その手元についつい目が向いた▼先の国会で、プラスチックを使う事業者はごみの排出抑制に努めるよう法律が改正された。罰則はないが、汚染の広がりを思えば決して空文化させてはなるまい▼蘆花は兄の蘇峰から「怒り虫」と言われる性格だった。各国で使い捨てプラスチックを規制する動きが広がる中、対策が遅れ気味の日本の現状を知れば、腹の虫が治まらないかもしれない。「草入り水晶」のような水環境を守れ-。泉下から、そんな声が聞こえてきそうだ。


引用終わり。

西日本新聞にもマイクロプラスチックの記事が再度掲載されていました。
海を汚染するマイクロプラスチック 私たちにできることは(西日本新聞)


江津湖を会場に計画されている全国都市緑化フェアでも、プラスチックやビニールを極力使わなくて済めばよいですね。



<草入り水晶過去記事>

草入り水晶
草入り水晶 2012
草入り水晶 2015

清流と水草6-090921
2009/9月撮影 熊本市立博物館にて

引用:
熊本日日新聞WEB版/新生面/コラム(2018年7月25日)
西日本新聞WEB版/耕運記(2018年7月25日)


2018.07.23    カテゴリ:  古い絵はがき 

   (熊本名勝)江津湖のボート帆走

 
下江津湖の中ノ島周辺で撮影された写真です。
1918年(大正7年)から1933年(昭和8年)の間に撮影されたものと思われます。

背景の山は飯田山です。


絵はがき_江津湖のボート帆走700


今よりもずっと湧水量が豊かで、スイゼンジノリやセンニンモ等の水生植物が下江津湖も含め広範囲に分布し、今はみられない純系のニッポンバラタナゴや回遊型のカジカ等の魚類も多数生息していたことでしょう。

現在の状況は本当に惜しいことです。

2018.07.21    カテゴリ:  植物 

   オキチモズク

 
江津湖上流のオキチモズク
淡水性の紅藻類です。

オキチモズク180715-284藻器堀川(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(29mm) f6.3 1/180秒 ISO160



2018/7月撮影 江津湖にて


2018.07.17    カテゴリ:  魚類 

   フナの仲間

 
 
早朝の上江津湖。

水深1.5mほどのところに、フナが群れていました。ゲンゴロウブナっぽくもあります。
いずれも全長30cm以上もありそうな大型個体です。

ゲンゴロウブナ180715-041江津湖_サイズ変更
E-620 ZD14-54mmⅡ(18mm) f5.6 1/180秒 ISO200






フナ類は警戒心が強いのですが、今回は採餌中の群れにうまく接近できました。
湖底の砂ごとエサとなるものを吸い込み、鰓(えら)で濾しとってから、砂を吐き出しているところです。

ゲンゴロウブナ180715-030江津湖_サイズ変更
E-620 ZD14-54mmⅡ(25mm) f6.3 1/180秒 ISO200





仮にゲンゴロウブナであれば琵琶湖・淀川水系原産の国内外来種です。

ゲンゴロウブナ180715-037江津湖_サイズ変更
E-620 ZD14-54mmⅡ(27mm) f5.6 1/180秒 ISO200



2018/7月撮影 江津湖にて

2018.07.16    カテゴリ:  魚類 

   オオクチバス(幼魚)



江津湖に流れ込む河川の上流域に、オオクチバスのかわいらしい幼魚がいました。全長5-6cmくらい。
体側の黒い帯がはっきりしていて、本当に愛らしい生きものです。
冷たい湧水に、温まった水が流れ込むところにいました。

しかし魚食性の強い特定外来生物。通称ブラックバス
残念ながらここにいてはいけない魚です。

オオクチバス幼魚180715-228(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f5 1/180秒 ISO160


2018/7月撮影 江津湖にて

2018.06.29    カテゴリ:  水辺の工法 

   江津湖の多自然護岸

 
江津湖上流の加勢川で多自然護岸による工事が終わったのが1997年1月、その頃に撮った写真です。

木材や石を組んで護岸を固める木工沈床工や杭柵工がもの珍しく、また魚の住みかに良さそうだと直感したのでした。
土木や生物分野の専門家による何らかの助言があり、熊本県の土木部署が形にしてくれたのでしょう。


江津湖多自然-1_1997年1月_サイズ変更

江津湖多自然-2_1997年1月_サイズ変更




下の写真には、今はないボート小屋(右側の茶色の壁の建物)が写っています。

江津湖多自然-3_1997年1月_サイズ変更





下は工事完成から約3年が過ぎた、2000年頃に撮った写真です。

江津湖多自然-5_2000年くらい_サイズ変更
江津湖多自然-4_2000年くらい_サイズ変更
江津湖多自然-7_2000年くらい_サイズ変更





下は工事完成から20年が過ぎた2017年2月に撮った写真です。

170219-045サイズ変更




下は2018年5月に撮った写真。
岸辺にアキニレなどの木が根付いてだいぶ大きくなっています。

2018-05-04 17-12-15 - 0089サイズ変更


昔から土手に湧水があり、足元が汚れやすいところで、子供のころにはここでズボンを汚して祖母にしかられたものでした。
ここに舗装した歩道やコンクリート護岸が整備されなくて実によかったです。現在は湿った環境を好む希少な植物をはじめ、淡水紅藻類、魚類、エビ・カニ類などがよく見られるし、土手の湧水が多自然護岸から水中に抜けるなど、江津湖の良い部分を残すことになったからです。


清水正元氏の著書「阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる」には、スイゼンジノリの主産地であった神水本町松島付近を含む、上流域左岸の重要な湧水域に湖岸道路ができて、都市化が進み、人が定着するにつれ昔の姿が失われたとあります(p.138)。また、下江津湖右岸の江津塘(えづども)の工事では、昭和58年にサイクリング道路設置のため(鋼矢板で)大規模護岸され、マコモやヨシの汀(なぎさ)が消え、多くのドブガイが死滅し、小魚類と小鳥の住みかが消えたとあります(p.148、231)。出入りする大勢の人間によって加えられる自然への圧力が、自然破壊の大きな原動力となるだろうことは疑う余地がない(p.232)、安易な公園化は自然破壊につながるとも書かれています(p.232)。

靴を汚したくない人、快適にランニングやサイクリングをしたい人は、江津湖を今以上に便利に変えようとするのではなく、たくさんある他の舗装された公園に行けばいいだけです。



江津湖にて撮影

参考:
阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる 清水正元著 朝日新聞社

2018.06.25    カテゴリ:  保全活動 

   江津湖にマイクロプラスチックが蓄積

 
江津湖の湖底にマイクロプラスチックが蓄積しているとの記事。

リンク→日本経済新聞:湖の底に微細プラ粒子、海以外も汚染広がる 熊本


熊本大学の中田晴彦准教授と大学院生の恵良要一さんらの研究から、江津湖がマイクロプラスチックに汚染されていたとのニュースです。確かに、江津湖のきれいな湧水地の砂利をすくってみると、小さなプラスチック片が混じっていることがよくあります。

発生源の一つの可能性として、子ども用のプラスチック製のおもちゃが挙げられています。しかしこういう状況であるのなら木製など他の素材のおもちゃを見直すよい機会だと思います。

おもちゃ以外にもペットボトルとか、食品容器とか、生分解プラスチックなんかをつかったらどうなんでしょうね。

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2018/5月撮影 江津湖にて






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