2010.10.16 カテゴリ: 江津湖周辺地域
GoogleEarth(衛星画像)より
GoogleEarthより,江津湖の衛星画像を拝借した。
撮影日は
周辺の開発を見ると2000年代中頃だと思うので,
それほど古くはない。
上江津湖上流部(加勢橋~江藤ボート)

上江津湖(ぞうさんプール~斉藤橋)

こうして見ると,
上江津湖は水辺のすぐ近くまでマンションなどの市街地がせまり,
緩衝帯がほとんどない。
特に農地は,砂取小学校の学習田は芝生公園化され,
わずかに残っていた神水の農地も宅地化された。
小さな畑がポツポツとあるにはあるが,
ドジョウが産卵できるような田んぼは,もうないかも知れない。
中江津湖(斉藤橋~画図橋)

下江津湖(画図橋~下画図橋)

下江津湖周辺も同じく,宅地開発や公園化が進んでいて危うい。
2010年時点では下画図にセイラタウンが開発され,
写真で見える以上に農地がなくなっている。
「農地の多面的機能」という言葉があるように,
このあたりの農地は,永続的に「農用地区域」として,
市が保全した方がいいと思う。
出典:GoogleEarth
撮影日は
周辺の開発を見ると2000年代中頃だと思うので,
それほど古くはない。
上江津湖上流部(加勢橋~江藤ボート)

上江津湖(ぞうさんプール~斉藤橋)

こうして見ると,
上江津湖は水辺のすぐ近くまでマンションなどの市街地がせまり,
緩衝帯がほとんどない。
特に農地は,砂取小学校の学習田は芝生公園化され,
わずかに残っていた神水の農地も宅地化された。
小さな畑がポツポツとあるにはあるが,
ドジョウが産卵できるような田んぼは,もうないかも知れない。
中江津湖(斉藤橋~画図橋)

下江津湖(画図橋~下画図橋)

下江津湖周辺も同じく,宅地開発や公園化が進んでいて危うい。
2010年時点では下画図にセイラタウンが開発され,
写真で見える以上に農地がなくなっている。
「農地の多面的機能」という言葉があるように,
このあたりの農地は,永続的に「農用地区域」として,
市が保全した方がいいと思う。
出典:GoogleEarth
2010.10.14 カテゴリ: 魚類
カムルチーを撮らせてもらった
朝方のつり人に,釣れたら教えて下さい,と頼んだ。
しばらくしたら,釣れたよー,と呼ばれた。
スプーンにカムルチーがヒットしていた。
スプーンとは,しぶい。


ドジョウと名が付くだけあって,
くねくねと地を這って水中に逃れようとする。

以下,文章は文献からの抜粋。
通称ライギョやタイワンドジョウ。

原産地は東アジア(中国,朝鮮半島)。全長30~80cm。
体は細長く,頭は蛇に似る。


河川や湖沼に生息し,魚類,昆虫類,カエル類,甲殻類を捕食する。

年1~数回産卵し,親魚が卵・稚仔魚を保護する。
上鰓器官で空気呼吸も行うため,低酸素の水域でも耐性がある。
1923年に朝鮮半島から導入されて日本に定着し,琉球列島を除く全国各地に分布している。県内で見られるようになったのは,1935年前後と思われる。県下に広く分布する。
大型の上位捕食者であるが,大きな被害が確認されないため,影響はそれほど大きくないとする意見も多い。
有棘顎口虫の中間宿主であるため,生食は非常に危険である。
2010/10/02撮影 江津湖にて
参考文献:
熊本県における外来生物の現状 平成20年3月 熊本県
くまもとの外来生物 平成22年3月 財団法人再春館「一本の木」財団
しばらくしたら,釣れたよー,と呼ばれた。
スプーンにカムルチーがヒットしていた。
スプーンとは,しぶい。


ドジョウと名が付くだけあって,
くねくねと地を這って水中に逃れようとする。

以下,文章は文献からの抜粋。
通称ライギョやタイワンドジョウ。

原産地は東アジア(中国,朝鮮半島)。全長30~80cm。
体は細長く,頭は蛇に似る。


河川や湖沼に生息し,魚類,昆虫類,カエル類,甲殻類を捕食する。

年1~数回産卵し,親魚が卵・稚仔魚を保護する。
上鰓器官で空気呼吸も行うため,低酸素の水域でも耐性がある。
1923年に朝鮮半島から導入されて日本に定着し,琉球列島を除く全国各地に分布している。県内で見られるようになったのは,1935年前後と思われる。県下に広く分布する。
大型の上位捕食者であるが,大きな被害が確認されないため,影響はそれほど大きくないとする意見も多い。
有棘顎口虫の中間宿主であるため,生食は非常に危険である。
2010/10/02撮影 江津湖にて
参考文献:
熊本県における外来生物の現状 平成20年3月 熊本県
くまもとの外来生物 平成22年3月 財団法人再春館「一本の木」財団
江津湖でメダカを探したが,
なかなかいなかった。
どこかにいるはずだが,
見つかるのは,カダヤシばかり。
上の大型のものがメスで,下がオス。メダカとは主に臀びれで見分けがつく。

2010/10/02撮影
上流の湧水域でも

2010/08/15撮影
下流のせせらぎでも

2010/10/02撮影
江津湖からほど近い湧水池でも

2010/08/16撮影
カダヤシは、北アメリカ東南部原産で,
日本では特定外来生物に指定されている。
(飼育,生きたままの運搬などは原則禁止)
過去にボウフラ駆除のために、
日本各地で放流されたことがあった。
子供の頃はカダヤシを知らなかったので,
メダカだと思いこんで飼っていた。
カダヤシは,卵胎生といって,
メスが産むのは卵ではなく,お腹の中でふ化させた稚魚を産む。
この方法は,生き残る上で有利と言われる。
住みかが競合するメダカとカダヤシは,
どちらかというとカダヤシの方が増えて,メダカが負けているようだ。
カダヤシそのものは,連れてこられた場所で,
必死に生きているだけなので悪くはないが,
カダヤシが捕れたら,岸辺に放って念仏を唱える。
参考文献:
熊本県における外来生物の現状 2008年 熊本県
日本の外来生物 自然環境研究センター
なかなかいなかった。
どこかにいるはずだが,
見つかるのは,カダヤシばかり。
上の大型のものがメスで,下がオス。メダカとは主に臀びれで見分けがつく。

2010/10/02撮影
上流の湧水域でも

2010/08/15撮影
下流のせせらぎでも

2010/10/02撮影
江津湖からほど近い湧水池でも

2010/08/16撮影
カダヤシは、北アメリカ東南部原産で,
日本では特定外来生物に指定されている。
(飼育,生きたままの運搬などは原則禁止)
過去にボウフラ駆除のために、
日本各地で放流されたことがあった。
子供の頃はカダヤシを知らなかったので,
メダカだと思いこんで飼っていた。
カダヤシは,卵胎生といって,
メスが産むのは卵ではなく,お腹の中でふ化させた稚魚を産む。
この方法は,生き残る上で有利と言われる。
住みかが競合するメダカとカダヤシは,
どちらかというとカダヤシの方が増えて,メダカが負けているようだ。
カダヤシそのものは,連れてこられた場所で,
必死に生きているだけなので悪くはないが,
カダヤシが捕れたら,岸辺に放って念仏を唱える。
参考文献:
熊本県における外来生物の現状 2008年 熊本県
日本の外来生物 自然環境研究センター
引き続き,10月2日。
今年はヒガンバナを見に行ったりできなかったが,
江津湖で見るとは思っていなかった。

水辺には小さな花が結構咲いていた。
この際,ちょっと調べてみた。
ミゾソバ 白とピンクの花もきれいだが,豆粒のような蕾もかわいらしい。

メリケンムグラ 外来種らしい。

イボクサ 小さいけど自然の色合いがきれい。

ヒシ 花が咲いていたが,菱の実はまだなかった。

ミズアオイ

ミクリでしょうか?

サンカクイでしょうか? 難しいです。

おまけ・・
連結して交尾中のアオモンイトトンボ

ゴマダラチョウ

コバネイナゴ。上に乗っている小さい方がオスで,下がメス。
子供達が楽しそうに追いかけていた。

木陰で休憩中に寄ってきたネコちゃん。

またくるからな。
2010/10/02撮影 江津湖にて
今年はヒガンバナを見に行ったりできなかったが,
江津湖で見るとは思っていなかった。

水辺には小さな花が結構咲いていた。
この際,ちょっと調べてみた。
ミゾソバ 白とピンクの花もきれいだが,豆粒のような蕾もかわいらしい。

メリケンムグラ 外来種らしい。

イボクサ 小さいけど自然の色合いがきれい。

ヒシ 花が咲いていたが,菱の実はまだなかった。

ミズアオイ

ミクリでしょうか?

サンカクイでしょうか? 難しいです。

おまけ・・
連結して交尾中のアオモンイトトンボ

ゴマダラチョウ

コバネイナゴ。上に乗っている小さい方がオスで,下がメス。
子供達が楽しそうに追いかけていた。

木陰で休憩中に寄ってきたネコちゃん。

またくるからな。
2010/10/02撮影 江津湖にて
2010.10.01 カテゴリ: 江津湖以外
オスとはしつこいもの
梅雨が明けてすぐの7月19日。
朝5時過ぎに起きて車で出発すると
途中で甥っ子の自転車を追い抜いた。

弟と朝から釣りに行く途中らしい。
江津塘を走り,下江津湖をのぞいた。
ちょうど東岸から日が昇っていた。


別の湧水池に行った。
社寺林や朽ちかけた乱杭の雰囲気が
とてもいい感じだ。

だんだん日が昇り,太陽が強烈に光り始めた。
暑い,,,。

その日は少し寝不足なのと,朝食を取っていなかったのとで,
目がかすんで見えた。
岸際の乱杭のあたりで,盛んに動き回る魚がいる。
水面直下を水平に,1秒間に1周くらいの速さでぐるぐる回っている。
ボラのように背びれを出さんばかり。
よく見ると,口先がとがっており,
とにかく色が黒い。
見慣れない魚だ。
この魚は,別の小さな魚の周りを回っているようだ。
この黒い魚は,小さなメスにまとわりついているオスのようで,
かなり興奮状態のようだった。
魚の繁殖行動ということが,なんとなくボーとした頭でも分かってきた。
魚の種類を確かめたくなった。
エサを投入すると,黒いオスは,
意外にもすぐに喰いついたが,途中で針から外れた。
難を逃れたオスは,
もう一度非常にしつこくメスの周りを回り始めた。
再度エサを放り込むと,黒いオスはまたしても喰ってきた。
激しく動き回ったせいで,空腹なのか。
ついに釣り上げた黒いオスは,婚姻色最高潮の
ただのモツゴ君だった。

2010/07/19撮影 江津湖からほど近い湧水地にて
朝5時過ぎに起きて車で出発すると
途中で甥っ子の自転車を追い抜いた。

弟と朝から釣りに行く途中らしい。
江津塘を走り,下江津湖をのぞいた。
ちょうど東岸から日が昇っていた。


別の湧水池に行った。
社寺林や朽ちかけた乱杭の雰囲気が
とてもいい感じだ。

だんだん日が昇り,太陽が強烈に光り始めた。
暑い,,,。

その日は少し寝不足なのと,朝食を取っていなかったのとで,
目がかすんで見えた。
岸際の乱杭のあたりで,盛んに動き回る魚がいる。
水面直下を水平に,1秒間に1周くらいの速さでぐるぐる回っている。
ボラのように背びれを出さんばかり。
よく見ると,口先がとがっており,
とにかく色が黒い。
見慣れない魚だ。
この魚は,別の小さな魚の周りを回っているようだ。
この黒い魚は,小さなメスにまとわりついているオスのようで,
かなり興奮状態のようだった。
魚の繁殖行動ということが,なんとなくボーとした頭でも分かってきた。
魚の種類を確かめたくなった。
エサを投入すると,黒いオスは,
意外にもすぐに喰いついたが,途中で針から外れた。
難を逃れたオスは,
もう一度非常にしつこくメスの周りを回り始めた。
再度エサを放り込むと,黒いオスはまたしても喰ってきた。
激しく動き回ったせいで,空腹なのか。
ついに釣り上げた黒いオスは,婚姻色最高潮の
ただのモツゴ君だった。

2010/07/19撮影 江津湖からほど近い湧水地にて