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2017.09.16    カテゴリ:  江津湖以外 

   カジカ(大卵型)

 
 
福岡県筑後川水系の河川にカジカがいました。

カジカ1-170910(700)
E-620 ZD50mm Macro f8 1/180秒 ISO400





胸鰭条数12、背鰭軟条数16。
カジカ(大卵型)ですかね。

カジカ4-170910(700)
E-620 ZD50mm Macro f8 1/180秒 ISO400




図鑑によれば、カジカ(大卵型)は淡水カジカ類の中で小型の種。
本州のほぼ全域と九州北西部に分布。

名前のとおりカジカの中では大きな卵(産着卵の直径2.6~3.7mm)を産む。
仔魚は降海することなく浮遊期を卵の中で過ごす。ふ化後、直ちに底生生活に入り、一生を河川で過ごす。河川の上・中流域の礫底にある小岩の隙間に身を潜めている。

繁殖期は2~6月。メスは浮石の下に卵をさかさまに産みつけ、オスが卵塊を保護する。
主に水生昆虫を餌とする。

カジカ5-17910(700)
E-620 ZD50mm Macro f8 1/180秒 ISO400



江津湖にも昔はカジカがいたらしく、今では絶滅したとされています。
それが陸封の大卵型であったのか、降海する小卵型(ウツセミカジカ)であったのかは今となっては分かりません。



2017/9月撮影 福岡県筑後川水系河川にて(江津湖以外)
参考:
山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社
阿蘇山麓からの提言 澄んだ湖をつくる.清水正元著.1984.朝日新聞社

2017.09.12    カテゴリ:  江津湖以外 

   夏の終わりに カネヒラ

  
夏が終わり、田んぼでは稲穂が実りつつあります。


熊本県内のとある水路では流れる水が減り、
ちょっとした深みにたくさんの魚たちが溜まっていました。


秋産卵型のタナゴの仲間、カネヒラがいました。
水底から水面までを広く泳ぎ回りながら、オス同士が闘争していました。


闘争中の姿は撮影できませんでしたが、下の写真は婚姻色を帯びているオスのカネヒラです。
 
カネヒラ170909-01(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(54mm) f7.1 1/180秒 ISO320






優位なオスは、巡回しながら至るところで貝を覗き込んでいました。
下の写真は小型のイシガイを覗いているところ。

カネヒラ170909-04(700)-2
E-620 ZD14-54mmⅡ(40mm) f7.1 1/180秒 ISO320







そのうちにオスはメスを連れ立って、体を小刻みに震わせながらイシガイの方へやってきました。
メスが産卵管をイシガイに差し込んで産卵したようです。
オスも二度三度と続けて放精らしい動きをみせました。

カネヒラ170909-03(700)
E-620 ZD14-54mmⅡ(45mm) f7.1 1/180秒 ISO320


なかなかその瞬間を撮ることができません。
決定的な一瞬をきちんと写すことはとても難しいものです。


カネヒラの稚魚は、二枚貝内で冬を越してから、
翌年の春に貝の外に出てくるそうです。

厳しい冬を貝に守ってもらうのですね。




小学生のころ(1985年ごろ)に、江津湖の東浜屋の前で巨大なカネヒラを釣り上げたことがありました。あまりにもでっぷりしていたので、最初はフナが釣れたのかと思ったほどでした。

このカネヒラ、江津湖では以前から減っていたようでしたが、実はここ4年ほど全く見ていません。江津湖ではカネヒラが産卵に使うイシガイもかなり少なくなっています。
カネヒラは遊泳力があり、気候の変化や成熟の状態に合わせ、湖沼、河川本流、水路との間を活発に回遊するそうです。なので江津湖にもきっとやって来るとは思いますが、昔のように子供の竿にかかるほどはいないと思います。



2017/9月撮影 熊本県内水路にて (江津湖以外)
参考:山渓ハンディ図鑑15 日本の淡水魚(編・監修/細谷和海、写真/内山りゅう).2015.山と渓谷社

2017.08.28    カテゴリ:  魚類 

   ウキゴリ 2017夏

 

7月の江津湖。


湧水地帯に、全長5cmほどの小さなウキゴリが何匹かいました。水中を漂うように泳ぐことから、この名前がついたそうです。

ウキゴリ170716-222江津湖700
E-620 ZD50mm Macro f6.3 1/180秒 ISO250




全長8~9cmほどの中型個体もいました。

ウキゴリ170716-234江津湖700
E-620 ZD50mm Macro f6.3 1/180秒 ISO250




8月にも、同様の大小のサイズがみられました。

ウキゴリ170811-019江津湖700
E-620 ZD50mm Macro f7.1 1/180秒 ISO400


ウキゴリは、湧水地など水が割と清澄で、水深がやや深く水草が多いところで見かけます。
夜には、浅場で小さなエビなどを捕食する姿を見たことがあります。

地味で目立たない魚ですが、江津湖のレギュラーメンバーであり、繁殖期にはお腹が黄色く色づいて意外にきれいなものです。


2017/7、8月撮影 江津湖にて



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